よん ページ5
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そんなサイコパス(ヒラ)と実況を撮り終えたのは撮り始めてから1時間弱後だった。
「ありがとう〜、いいのが撮れたね」
「お礼を言うのはこっちだよ。私の動画だし…。付き合ってくれてありがとね」
私はそう言って綾鷹を飲もうとキャップを開ける。
「ううん、別に。撮りたかったし！」
ヒラはそう言って録画がちゃんとされているか確認をする。
《はい。ど〜も、ヒラで〜す》
《みんなお馴染みもりながっす！》
どうやらきちんと動画は撮れているみたいだ。
あとはこれを家に持ち帰り、編集して投稿するだけだ。
編集する時、お菓子でも食べながらやろうかな、なんて思いなが綾鷹を飲み、キャップを閉める。
「じゃ、私帰るね」
「えっ、なんで？」
「だってキヨ来たら最俺で動画撮るんでしょ？私いたら迷惑なんじゃ…」
「迷惑じゃないよ！」
やや私に被り気味でそう答えるヒラ。
その手はしっかりと私の手を握っていて、目は私を見ていた。
「最俺＋αで動画撮ろうよ！」
「いや…、でも…」
「最俺の中でも、もりながと撮りたいって話してたし！うん！それがいいよ！！！」
「今度とかじゃ、ダメ？」
「丁度みんないるし、今日がいいよ！！！そうだ！！まだもりなが、実写に出てないし、どうせなら実写にしよう！」
「…え？」
ヒラの言う事はいつも突発的である。
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作者名：。(まる) | 作成日時：2019年11月24日 15時
