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６ ~キヨ~ ページ6
俺は冷めないうちに飯を食べてしまおうと
話を聞いていると
フジは突然Aの手をとった
すると、Aの営業スマイルから
ピキリという音が聞こえた
それに気付くはずもなく
フジは話を続ける
フ「キヨん家遊びにいってね、可愛すぎて
ゲームそっちのけで遊んでたもん
あ、でもこーすけはいなかったよね
なんか風邪引いてたんだっけ？」
その一瞬でAの顔から
その笑顔は消えた
それを誤魔化すため
話題を奪いように聞く
キ「んで、何しに来たんだよ」
フ「いや、別に用はなかったんだけど
Aちゃんに久し振りに会えたし
よかったなぁ！」
俺が作った一瞬でAは再び
あの笑顔に戻る
『…あの、お昼、まだでしたらいかがですか？』
フ「え、いいの？！」
なんでわざわざ、
適当に追い返せばいいものを
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作者名：渡下 | 作成日時：2018年9月4日 17時
