攻略難易度SS (ページ33)

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ここから、例の時間軸のズレが起こります

ちなみに小説の設定は９月、１０月です…

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手土産をもって一人で訪ねた病室

ドアを開けて目に入ってきたその光景

窓辺に飾られた綺麗な花、

窓からはいる暖かな日差し

下を向いて唇をかむガッチさん

ベッドに突っ伏して
肩を揺らしながら泣くキヨ

そのベッドには顔に白い布をかけられた

レトルト

俺は手土産を手からおとし
ベッドに駆け寄る

牛「レトルト！！

起きろよ、起きてくれよ！！」

キ「や、やめろ…」

そんなキヨは顔をあげようとはしない

すると、またドアが開く音がした

後ろに立っていたのは
もうすっかりと冬の装いになったAちゃん

『…あ、牛沢さん、いらしてたんですね
こんにちは』

牛「……。」

キ/ガ「……ﾌｯ」

ガレキ牛「…ぶ、はっはっはっ！」

『…え？何？』

キ「A、タイミング悪すぎww」

牛「てか、ガッチさんはまだしも、
キヨ笑いすぎだろwwまる見えだったぞ」

キ「だってレトさんの息の音するんだもんww」

レ「この布かけて息すんの大変なんだよ？！」

ガ「息止めとけよ！」

牛「そうだよ、体動いてたからな」

ガ「そういう牛沢だって演技下手すぎww」

牛「えぇ？！なんで完璧だったでしょ！」

キ「大袈裟すぎるんだよ！」

レ「笑い堪えるのに必死やったわww」

『……はぁ？これ、どういうこと？』

キ「あ、やべ」

レ「…え、」

『…あのさぁ、病院でそういうのどうかと思うんだけど、不謹慎だと思わないの？

３人は病人を目の前にしてぎゃあぎゃあ騒がない！
レトさんも体調よくないんだから悪のりしちゃいけないでしょ？！』

ガレキ牛「……はい、ごめんなさい」