今日:25 hit、昨日:3 hit、合計:34,578 hit
小｜中｜大
２３ ~キヨ~ ページ24
キヨの語りのイメージです
────────────
俺達が高校２年の頃に
Aは俺達の高校の附属中学校に入った
今ほどでもないが
何となく一緒にいるのは
やっぱりこの四人だった
そのなかでも一番よくいたのがヒラ
だから、この事情も色々知ってて
ヒ「俺、同じ部活だったし」
中学と高校では校舎も違かったから
そんなにAと関わることもなかった
俺が忘れ物を届けてもらう時以外
Aの話によると
自分はヲタバレしていないのだと
一軍の一人なのだと
俺並みのゲーヲタのAがそんなこと、
とは思っていたが
Aを見る限り、それは本当らしかった
しかし、いつかをきっかけに
クラスの男子にそれがバレた
でもその子はとてもいい子で
誰かにそれを言うわけでもなく
趣味も合うしと仲良くしてくれた、って
そういや、すげぇ嬉しそうに話してたな
で、その子はこーすけの部活の後輩で
かなり仲良くしてたらしいから
三人でいるところも割りとよく見かけた
俺達が高校を卒業して大学に進んで
生活のリズムもずれたりして
わざわざお互いに関わろうともしなかった
でも、Aが高３になった頃から
少し変だったんだ、Aが
怯えてるというか、なんというか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渡下 | 作成日時：2018年9月4日 17時
