１４ ~牛沢~ ページ15
いつも通り、レトルトん家で
四人実況を録る
なんだかやけにキヨが
そわそわとスマホを見てるなと思えば
キ「ごめん、ちょっと用ある
外行ってくるけど、すぐに戻るから」
牛「おう」
そういってスマホだけを持ち、出ていった
ガ「あれ、キヨどこ行ったの？」
牛「なんか用あるってさ」
ベランダにでて飲み物を飲むガッチさん
ふと声をあげる
ガ「あれ、キヨじゃん」
牛「アイツやっと帰って来たのかよ」
ガ「いや、下で誰かと話してる」
牛「え、どこ？」
あれ、とガッチさんが指を指した先には
キヨと親しげに話す女が
後ろ向きで顔はよくわからないが
綺麗そうだ人だ
ガ「うーん、キヨの彼女とか？」
牛「アイツ、わざわざ女に会うためにでてったのか？」
レ「んー？どうしたん？」
牛「下にキヨがいるんだよ」
レ「え？ほんとだ
…あ！Aちゃんじゃん！」
牛/ガ「？」
レ「おーーい！Aちゃーん！！」
周りの目を気にもせず、
ベランダに乗り出して
下に大きく手を振るレトルト
知り合いか
それに先に気付いたのはキヨで
こっちを見ると嫌そうな顔で
しっしっ！とやった
それで気付いたのかもう一人も振り返り
照れたように手を振りかえした
俺とガッチさんも便乗して手を振ると
その子はお辞儀でかえす
レ「ちょっと俺も会ってこよ！」
牛「え、俺も行きたい」
ガ「俺も〜」
そうして俺とガッチさんは
嬉しそうに出ていくレトルトの背中を追った
───────
いつもうるさくてすみません、
レトさんん家はマンションか何かと
想像していただければ幸いです
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作者名：渡下 | 作成日時：2018年9月4日 17時
