右手のバット、左手の感覚、心の感情 ページ20
嫌なことがある度、右手にはバット
そして、強く、強く左腕に打ち込むのさ
嗚呼…僕は生きているんだな
痛い、痛いと思いながらも、止められない
理由は簡単、楽しいから…スッキリするから…
証拠なんて、ほら、ファンデーションで隠しちゃおう
きっと、誰にもばれないさ
毎日、毎日、楽しもう、ストレス発散にもってこいのこのゲーム
嗚呼…なんて楽しいんでしょう？
…本当はわかっている
これのどこが楽しいのか？こんなことして何になるのか？
でも、でもね 僕は弱い人間なんだ
だから…これ≪くらい≫しか出来ない
狂ってる、狂ってる 僕は、とっくに狂ってる
「死」にたいなら早く自殺すればいい、
でも、できない…≪一族の恥≫になるから――…
ごめんなさい 出来損ないでごめんなさい
頑張って、お姉ちゃんみたいになるから…
だから、お願い、ぶたないで、髪切らないで、閉じ込めないで
頑張って、お姉ちゃんみたいになるから…
お願い、僕を認めて。一人の人間として、僕を認めて
…君たちに 何がわかる!?
僕の苦労も、知らないで
知ったかぶりばっかで
人を比べる事しかできない人間に
なんで、僕がこんなに必死ならなきゃいけないんだ!!さぁ、ほら、右手にバットを握りしめ
力強く打ち込もう…僕の左腕に…
もう、麻痺して何も感じないよ…
嗚呼、なんて面白いんでしょう
きっと私は、貴方たちのジュエル…
だから、もっと、輝かなければ…
…なんで？
なんであんたらのために僕が頑張るんだ!?
許さない、許さない 僕を洗脳したことゆるさない…
憎い、憎い 僕を好き放題いたぶったやつを絶対許さない…
仕返ししてやる…僕がやられた何倍もね…!!!!
さぁ、右手にバットを強く握りしめ
迎えに行こう、君をあの世へ誘うよ?
…悪いのは、君だよ?
君が僕を 汚すから…
君が僕を 洗脳して利用しようとするから―…
ほら、バットを大きく振り上げて
僕の痛みを味あわせてあげる…!!
…なんで、君は抵抗しないの…？
だめだ…やっぱり、僕、人を傷つけるなんて、、無理
――ゴメンネ――
君は言った
そして、君はこう続けた
≪君がそんなに苦しんでいたなんて知らなかった、ごめんね≫
…なんでだろう？
涙が溢れた
僕は、君を大っ嫌いなはずなのに…
…ああ、わかった、すべて僕の思い違い
僕は君が大好きなんだ、
だから、愛されないことで深く傷ついた、ただ、それだけなんだ…
ラッキーアイテム
革ベルト
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馬畏(プロフ) - いえ、では。 (2011年12月9日 22時) (
レス) id: a0eabcb227 (このIDを非表示/違反報告)
ろぽ - ありがとうございます！ (2011年12月9日 22時) (レス) id: 7e008ccac9 (このIDを非表示/違反報告)
馬畏 - ろぽさん＞行きました!! (2011年12月9日 20時) (レス) id: 7459a98858 (このIDを非表示/違反報告)
ろぽ - 「こんな気持ちは私だけじゃないんだ！」と思いました。ありがとうございます。 是非、よろしければ私の「涙色」というのを見てください。 ありがとうございました。 (2011年12月8日 23時) (レス) id: 7e008ccac9 (このIDを非表示/違反報告)
ろぽ - はじめまして。ろぽ と言います。早速ですが、とても共感できることが沢山ありました。私は、いじめは受けたことはありませんが 友達との関係がギクシャクしています。だから、なんだかちょっと安心しました。 (2011年12月8日 22時) (レス) id: 7e008ccac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馬畏 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/nyahahahaw/
作成日時：2011年6月11日 20時
