体調不良【すとぷり】

程々に【さとみ】 ページ5

午前8時
アラームが鳴る前に目が覚めた。

「ラッキーw」

そんな楽な気持ちでいられたのも起きてすぐだけの話

「やばい………頭痛い………だるい」

スマホで予定を確認する

『すとぷりライブ』

今日はライブの日だ

ライブの日に限って体調を崩すのは予想外だった。
病は気からと言うが一応体温を測る

「37.4℃……………行けるか」

重たい体を無理やり起こし出かける準備をする

さすがに会場まで歩くのは無理だからころんに連絡する

『ころーん。遅刻しないために一緒に行こうぜ。あと、車出して』

『いいよ。車目的でしょ？w用意出来たからすぐ行くわ』

数分後ころんの車に乗り会場に向かった

だんだん頭痛が激しくなると気づいたら寝ていた

こ「………くん………さとみくん」

「ん…………」

こ「着いたよ。魘されてたよ…………ねぇ顔色悪くない？」

うなされてたんだ。そういえば嫌な夢を見た気がする

「気のせいだよ。行こう」

楽屋には既にみんな揃っていた。

な「お、きたきた！」

莉「ころちゃんちゃんと来れたねwww」

る「さとみ君が一緒にいたからですよね」

こ「はぁ！？僕だってちゃんと来るし！！！！」

ジ「今日はたまたまやろwさとちゃんが連絡したから来れたんやろw」

こ「今日はちゃんと起きてましたァァァ」

な「今日は？(^-^)」

いつもの楽しい会話をしている中俺は鞄から頭痛薬と解熱剤を水で流し込む。

る「体調悪いんですか？さとみ君」

莉「え、大丈夫？」

「違う、違う。寝不足だから念の為だよ。」

な「それならいいけど、無理だけはしないでね？」

ジ「そうやでーしんどかったらいつでも言ってな」

「サンキュー」





数時間経ちライブが始まる10分前

緊張する楽屋

「トイレ行ってきますわ」

な「了解！済ませたらステージの袖に来てね」

突然気分が悪くなりバレないようにトイレに行く

案の定嘔吐した。

「これまずいやつ？……………ライブの時だけは頼むぜ俺」

自分に言い聞かせ舞台袖に行く

莉「さとみ君！こっちこっち！！」

エンジンを組みライブが始まった

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