君と僕は【ころん】

これからも ころんside ページ8

それから僕が退院するまでの間彼女の病室に行ったり、ベランダに行ったりいろんな事をした。
実は君とさとみ君が幼馴染みだとかすとぷりの事、僕がころんだって話もした。彼女はさとみ君に聞いてきたらしく話した時笑われてたけどw
恥ずかしかったけど彼女はベランダに行くと絶対敗北ヒーローを歌う。

退院する日
君は病棟の入口まで来てくれた

A「さとみ君とすとぷりのみんなと仲良くね。体調管理はしっかりとね」

「うん。ありがとう。」

A「元気でね」

君は少し悲しそうな顔をする。そっか。僕は退院するのか………そしたらもう………

「君も早く良くなるといいね」

そして僕は病院を出て駅に向かう。家までは2駅。そこまで遠くはない
改札を通り電車を待つ。

そっか。僕は退院したんだ。退院したからもう………
なんでこんな気持ちになるんだろう

あぁ。僕は君のことがAさんのことが好きなんだ

だけど僕は特別仲がいい訳でもないし、様子ならさとみ君に聞くことだってできる


本当にそれでいいのか。もう会えない、？本当にそれでいいの？


そう思った瞬間。僕の足は勝手に動いていた。


ダメだ！もっと話していたい！もっと君の傍に居たい！！離れたくない！
僕は……僕は君が……Aさんが好きだから！！


そう言えば今日は中庭でのんびりするって言ってた。久しぶりに許可が出たって喜んでた

僕は中庭に急ぐ。
中庭に着くと君とさとみ君が居た
足を止めずに走って君の元に行く

「あの…！！」

膝に手を置き息を切らしながら言う

「これからも…会いに来て……いいですか！！！」

僕は携帯を君に見せながら言う

君は微笑んで

A「もちろんです！」

さ「ぶはっwwwwwwころんwww」

「………///」

A「ありがとう。戻ってきてくれて」

君は初めて見る笑顔をした。

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