君は ころんside ページ2
目が覚めると白い天井があった。その天井はすぐ紫に変わった
な「気がついた？」
「なーくん……僕は…」
な「ここは病院！ストレスと疲労で倒れるとか！熱あったのに学校来てたみたいだし！なんで言ってくれなかったの…」
「ごめんなさい……でも人の事言えないじゃん？」
な「ん？？」
「なんでもありません。」
目が覚めていきなりなーくんの説教を食らう。
最近、学校や家の事、活動の事でやる事が多く疲れやストレスが溜まっていた。ほとんど寝れない日があった
案の定熱は出たけど意地で行ったんだ
あぁ。倒れて病院とか情けない
な「休み期間も兼ねて1週間は絶対入院だからね」
なーくんに言われてしまえば反論が出来ない
やる事まだ残ってるのに……なーくん達がやってくれるんだよね。申し訳ない
なーくんには絶対安静って言われてるけどただベッドにいるのも暇なので院内散歩に出よう
僕のいる階は広いベランダがあるらしい。
なんとなく行ってみようと思った。ベランダには追いかけっこをしている子供やベンチに座ってのんびりしている老人がいた。その中に1人だけ僕と同じ歳くらいの女性がいた。彼女はずっと空を見つめ、歌い出した。
A「誰にも負けないとても勇敢なヒーロー僕は今日も夢を見てた〜♪」
この曲は僕がYouTubeで投稿した「敗北ヒーロー」
老人「おぉ。今日もAちゃんの歌が始まった」
老2「Aちゃんはお歌上手いねぇ。いつも同じ歌だけど聞くの好きよぉ」
今日も？ずっと歌っているのか。この曲を、僕の歌を、ここで
彼女の歌が終わると僕の頬には自然と涙が流れていた。そして口走ってた
「あのっ………！」
彼女は振り向いて僕を見た。
「いい歌ですね！」
自分で出した歌なのにこんなこと言うなんて変だ。人前で泣くなんて変だ。
そんな僕を見て彼女は言う
A「うん。すごくいい歌。」
そういう彼女の瞳はとても綺麗で酷く悲しそうだった。
看「Aちゃん。そろそろ時間よ」
A「じゃあね」
そして彼女はベランダを出た。
老人の方から聞いた。彼女は毎日ここに来ては歌っているらしい。
病室に戻り冷静になる。嬉しくて恥ずかしくて枕に伏せる。そのまま寝た。
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akane_朱音 - わおころちゃんだ…可愛い(´∀`*) (2019年10月16日 18時) (
レス) id: 54998763e1 (このIDを非表示/違反報告)
sainodazo(プロフ) - 誤差でついてたみたいです教えていただきありがとうございますm(*_ _)m気をつけます (2019年10月13日 11時) (レス) id: 5d91dca924 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月13日 5時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sainodazo | 作成日時：2019年10月13日 2時
