なぜ来たんだ ページ26
次の日
あまりのショックに学校は休み部屋にこもり今の気持ちを歌にすることにした
夕方になり作業を終え機材をなおしているとスマホの音が鳴った
「誰からだろう………さとみくん?」
『今からそっち行くわ』
「え!?」
突然のメッセージに動揺して足にスマホを落としてしまった
「うぅぅ…!!痛い」
ピンポーン
痛くて悶えているとインターホンが鳴る
「ど、ど、ど、どうしよう!!」
トントン
次は部屋の扉で音がする
お母さんめ………
さ「入るぞ?」
ガチャ
「ぁゎゎ、えっと、その、、」
さ「何緊張してんの?w」
いや、何普通に入ってんのぉぉぉ!?
「いや、だって男の子が入ってきたのって初めてだから」
さ「あーw可愛いところもあるんじゃん」
「う、うるさい!!って言うかどうして家に?なんで知ってるの!?」
さ「先生に聞いたんだよ。今日のノート取っておいたから持ってきてやろうと思って…………ちょっと心配だったし」
普段授業中寝てるさとみ君がわざわざノート取って持ってきてくれるなんて……
心配もしてくれてた
嬉しくてちょっと泣きそう………
さ「え!?何!?」
「い、いや、普段寝てるさとみ君がわざわざノート取ってくれるなんて……(泣)」
さ「おいw」
1時間程話してさとみ君が帰る時間になった
さ「じゃ、帰るか」
さとみ君は立ち上がってカバンを手に取った
なんでだろう。寂しいと思ってしまうのは
さ「…………………」
「さとみ君??」
さ「あぁぁ!!やっぱりもう無理!!」
「はい!?」
さ「A、好きだ」
「え?あ、え?………………///」
さ「ま、ま……待って!!今のなし!!」
ここで自覚した。私さとみ君のことが好きなんだ
「待たない!!私も好きなの!!さとみ君のこと!!」
さ「は!?!?マジかよww!!」
「両思いだったんだね」
さ「そうらしい」
「ということは付き合うってことだよね」
さ「そういうこと!よろしくなA」
「うん!よろしくね!さとみ君」
さ「じゃ、今日はとりあえず帰るわ……それと」
「何?」
さ「明日は遅れてでもいいから来いよ。暇だからさ。」
「うん!」
さ「じゃあな、歌い手さんのノン〜」
「じゃあね!さとみk………………!?!?!?」
今なんて言った!?ノンって言ったよね!?
あ、階段降りてる!!急げー!
「ちょっと待って!!さとみ君!!」
さ「お邪魔しました〜」
ガチャ←玄関扉閉まる
「ちょっとぉぉぉぉ!!!!」
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しょこら - こういう展開すごく好きです……更新頑張ってください!! (2020年1月23日 19時) (レス) id: 1fa9029786 (このIDを非表示/違反報告)
sainodazo(プロフ) - もっささん» ありがとうございます! (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5d91dca924 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ - 面白かったです!更新楽しみにしてます!! (2019年11月14日 7時) (レス) id: 4ef4c7d0b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sainodazo_2828 | 作成日時:2019年9月19日 0時