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10代の男女がいい雰囲気になってそーいうことの我慢が出来るかと言ったら出来ないに決まってる。
とうとう乗り上げてしまった北斗くんの膝の上で重なった唇は、お互いの唾液を交換する。そんなキス。
｢A、びくびくしてる｣
｢北斗くんが触るからじゃん｣
｢気持ちいーの？｣
｢……言わせないで〜｣
学校の保健室でっていう背徳感と誰がいつ入ってくるか分からないスリルに背中がゾクゾクした。
北斗くんがえっちなのが悪い。きっと北斗くんの変態さんが移ったんだ。そういうことにしとく。
悪戯な指先がカーディガンの中に入り込んでも抵抗出来ないのは、私がえっちな子だからじゃない。断じて違う。…はず。
｢……北斗くん当たってる｣
｢当ててんの｣
｢したくなっちゃうよ……｣
｢なら、…する？｣
何処でって言えば、涼やかな視線は真っ白なベッドに向いた。
こんなに触れる身体は熱いのに、どうして北斗くんは平然とした顔でいれるんだろう。あ、でも、ちょっとだけ目元が赤い…かも。
｢学校は…だめ｣
｢したことあんじゃん｣
｢保健室が駄目なの〜｣
｢なんでよ｣
｢人、来ちゃうかもじゃん……｣
流れるような手つきで腰を抱く北斗くんの胸にかろうじて手をついた。
それでも北斗くんは折れてくれなかった。じゃあ最後までしないからって、ジリジリと距離を詰める。
｢触るだけ｣
｢……だめ｣
｢抱き締めたい｣
｢……してるじゃん｣
｢ベッドで｣
｢……じゃあ、5分だけね｣
そう言うやいなや抱き上げられて、ベッドの上に寝かされた。熱い舌が唇を割って入って歯列を辿る。
じゅって、舌先を吸われたら声が漏れた。それに気を良くした北斗くんは大胆に私の膝を割る。
ああもうこれには抗えない。もう快感に身を任せるしかない。そう思った時、前触れもなく開いたカーテンの先の光に思わず目を細めた。
眩しいと感じた時にはもう遅くて、私たちのなだれ込んだのとは逆のベッド側に立つ綺麗な金髪の持ち主と視線が重なる。
｢声、うるさいんだけど｣
って。……ねえ人が居たなんて聞いてない。
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sail(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます🥺🥺のろま更新ですがお付き合いいただけると嬉しいです☺️ (2021年11月28日 23時) (
レス) id: 68c0c1ca67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 最高です！！ (2021年11月27日 20時) (レス) @page6 id: d4e3594bec (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - チオさん» キュンキュンがお届け出来て嬉しいです◎！これからもよろしくお願い致します🙇♀️ (2021年11月19日 20時) (レス) id: 68c0c1ca67 (このIDを非表示/違反報告)
チオ(プロフ) - すんごあキュンキュンがたまりません♥頑張って下さい💖 (2021年11月14日 23時) (レス) @page3 id: e9ee2ac785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sail
| 作者ホームページ：http://ma-no homepage
作成日時：2021年11月14日 21時
