特級呪霊討伐任務 ページ20
(名前濃い呪力。とてつもない呪力量。威圧感。これは…
「「特級…？」」
まじかぁ…。やばいね。空気読んでほしいよね。痛いんだよ。戦えない。雄も術式使えないの。まぁでも…‼
「やるしかないね…‼」
「大丈夫だと思うよ‼保証する‼きっと僕らなら‼黒閃打てたし！」
「そうかぁ、そうだね。そうかもねっ‼」
急な攻撃。とっさに躱す。後ろを見てびっくり！草木がなくなった‼わお‼
一撃必殺か？カウンターが一番イヤだな。攻めに出れないね。
「‼ ふふふっ‼でも、そうはならないのが私達なんだな〜」
いつでも雄は不安がまるでないみたいに前を走ってくれる。雄がいなかったら、体力も呪力も切れて死んでたかもな。
不安を取っ払い呪力に変える。心のゆらぎが消え、澄んだ頭と体は軽やかに動く。痛みなんて感じなかった。雄がいる。独りじゃない。ソレが分かったみたいだ。
「黒閃」
同時に咲いた黒い火花。ソレに驚く間もなく体は止まらない。
「黒閃」
二度目の同時発動。計４発。上がり続けるスピード。
「黒閃」
３回。もう何も怖くない。何も考えられない。雄がいる、それだけ。
黒閃、黒閃…繰り返して二十三回目。４６回。
「うつつつつつつ‼アアｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ」
断末魔の声のようなものが聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七原雄人 - ありがとうございます‼菅原道真関連のもの探すのなかなか難しく…ネタが私の記憶になります😁本当にありがとうございます。これからもがんばります‼ (2022年5月5日 22時) (
レス) id: a371aa8885 (このIDを非表示/違反報告)
白河青蓮(プロフ) - 設定もしっかりしてて読むの楽しかったです。続き楽しみに待ってます！ (2022年5月2日 19時) (レス) id: c768dbb082 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：七原雄人 | 作成日時：2022年4月16日 9時
