太陽の笑顔を守るため

まじない　か　のろいか ページ17

NO SIDE
日向「……は？」
日向は確かに呪力で固めた腕で拳を受けていた。強いて言うなら彼は腕力筋肉ともに凄い。その男の腕を軽々とふっ飛ばした。痛みを感じない…何も感じることが出来ないという状況に戦慄した。日向には先刻までの余裕そうで嘲笑うかのような笑みは無かった。出来なかったのだ。

一方Aと灰原は自分達に何が起きて、なぜ急に授業でしか聞いていなかったあの技が出たのか理解が遅れていたが、真っ直ぐな殺意と怒りで7割が満ちており、攻撃の手を緩める姿勢はなかった。今二人はあるゾーンに達している。呪力が溢れ、今まで意図的に行っていた呪力操作が当然のように行われ、マルデ世界が自分中心に廻っているかのような全能感があった。かわいいド新人のような様子がなくなった二人に対し日向の取った行動は――











「ヒィッ…た、助けてくれェ！死にッ死にたくないッ」

――逃走だった。人は死を感じると逃走に入る、という話は本当らしい。たいした生き方だ。

日向は本殿に向かって走り出した。腕がない代わりにと肩を大きく振って。その姿は醜い化け物と何ら変わりなかった。腕のある健全な二人は追い掛ける。追いついたその時、どちらかが示し合わせるわけでもなく一緒に…

「「大人なら責任を負ってください。」」

再度黒閃を発動した。肩のみならず両足も衝撃に耐えきれず潰れた。これはもう詰み。誰もが分かった。

「ハッそうか…！ははは…！ならいい。お前らもすぐ此方に逝けるように最後にかけてやるよ。俺からお前らに最期の呪いをな。」


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毎度恒例アニメでーす☆
今回も良かったですね〜！すー様、好き！可愛すぎ！悠仁も当然！ぶん回される野薔薇ちゃんも可愛いし、キュピーン！のシーンの恵もすき。二年ズも好き！真希さんがイケメンだった。はぁぁぁぁぁぁぁしゅき…
でも今回一番は、悟と硝子さんの会話！「若人から青春を取り上げるなんて、許されていないんだよ。 何人たりともね」普通に聞いたらかっこいいセリフでも、悟と、硝子さんだから悲しくなる。横に傑もいてほしかった…！
傑ー！帰っておいでー！待ってるよー！
じゅじゅさんぽはごじょせんアドバイスに見せかけて邪魔してるの可愛いすぎ！
って感じで今週も、頑張りまーす☆

最期の呪い、その効果→←怒り

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