【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士-弐-

伍拾壱-51- ページ3

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目が覚めると、先程の夢とは打って変わって、そこは薄暗い、地下牢のような場所だった。



いや、これは、地下牢のような……ではなく、地下牢だ。




自分の手が後ろ手にロープで縛られている。



さらに足も縛られている。



正直、ずっと同じ体制はしんどいから、縛るのは勘弁して欲しい。




さて、今は何時なのだろうか。


誘拐されてどのぐらい経ったのだろうか。



一葉や、不死川さんは逃げれたのだろうか。



そればかりが心配だ。




そんなことを考えていると上の方から物音がする。



ｺﾂｺﾂ……と、まるで、誰かがこちらへと降りてきているようだ。



起きているのがバレるのはめんどくさいので、狸寝入りでもするか。



そう思い、瞼を閉じる。



しばらくして、足音が私の牢の前で止まった。



「ふふふ、やっぱり、まだ寝てるわね。まぁ、いいわ。あなたは2日後には死ぬんだから関係ないものね。ふふふ。」




上機嫌そうなこの声は淡(あわ)さんだ。


私を誘拐した張本人。



腹立たしいが、今ここで目が覚めていることがバレる方が色々とやばい。



しばらく無言が続いたあと、彼女は満足したのか、上へと戻って行った。



2日後に私は死ぬ。

つまり、2日後に例の"祭り"とやらが行われるということだ。




それがわかった所で特にやれることも無い。



仕方ないからもう一眠りしようかな。





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大正コソコソ噂話！



前回の小説風占いIDを、
saikyou_hasiraにしたかったのに、saikyou_kasiraにしてしまっていたらしいです！


今回は無事、saikyou_hasiraに出来たそうですよ！



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