信用･･･？くだらないねbyハルカ ページ8
ハルカ「･･･何ですか？ゾロさん。」
ゾロ「･･･俺はお前らを信用したわけじゃない。」
ハルカ「･･･。」
ゾロ「ルフィが許可したから俺はお前らが仲間になるのを認めた。
が、信用はしちゃいない。」
ハルカ「･･･でしょうね。でもどうして俺だけを呼んだんですか？」
ゾロ「お前が一番信用できないからだよ。心の内が全く読めねぇ･･･。
何を企んでいるかわからねぇ･･･。お前、いったい何者なんだ？」
ハルカ「･･･一言で言うと異世界人。またの名を時を渡り歩くもの。」
ゾロ「？」
ハルカ「時空を越え、世界を渡り歩くこの世の原点であり、終点でもある
０と１の人間。すべてを司り全ての知識を持つ博識で無知で
最強で最弱で呪縛で自由で･･･そして生であり死でもある。
そんな存在。正体。」
ゾロ「ますますわけがわからねぇ･･･。」
ハルカ「でしょうね。すべてが矛盾していて正当で･･･。決して必要なくて、
必要で･･･なんて滑稽な存在なんでしょうね。」
ゾロ「・・・とりあえず、俺はお前を信用しない。」
ハルカ「別にいいですよ。この船にあなたのような用心深い人は必要です。
それに信用されない方が俺も気が楽なんで。」
ゾロ「お前は･･･信用されない方がいいのか？」
ハルカ「はい。信用なんて人間の中じゃ最も脆い。すぐに崩れてしまう。
そうでしょう？」
ゾロ「･･･。」
ハルカ「要件はこれだけですか？」
ゾロ「･･･。」
ハルカ「無言は肯定とみなします。では、俺はこれで。」
ガチャ
ゾロ「･･･。」
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作者名：黒影（元馬田はるか） | 作成日時：2014年1月12日 22時
