『マナ』と『魔法』の関係･･･みたいな？byハルカ ページ44
ハルカ「これがゲームじゃなかったら無条件でこっちの勝ち。
でも相手はyesと答えた。
それなら残る結論は一つだけ･･･ジョーカーさ。」
チナツ「でもジョーカーは抜いたじゃん。」
ハルカ「そう、そこ。あの場面でジョーカーを抜き取ったことで
ジョーカーはないと思い込んでいるだろ？
ジョーカーは一枚だけじゃない。二枚ある。」
チナツ「あ･･･。」
ハルカ「気づいた？つまり、まんまと騙されていたってわけ。
四回の質問ですべきことは数字やマークを聞くことじゃない。
これが本当にゲームとしてなりたっているか、だ。」
ロビン「･･･正解よ。よくわかったわね。」
ハルカ「･･････こういう時こそ柔軟な思考が必要。そうだろ？」
ロビン「ええ、そのとおりよ。」
チナツ「スゲェ！」
ハルカ「･･･裏の裏を読む。これ、基本。」
チナツ「･･･裏の裏って表じゃん。」
ハルカ「そんなに簡単だったら何も困ることはない。
世界はそんなに簡単じゃない。覚えとけ。」
チナツ「了解しました！！隊長！！
・・・あー！！ルフィと釣りの約束してたんだー！！」
タッタッタッタ
ハルカ「･･･落ち着きのないやつだ。」
ロビン「あら、元気があっていいじゃない。」
ハルカ「･･･まぁ、それはそうだが･･･。」
ロビン「私、あなたに聞きたいことがあるの。」
ハルカ「いきなり話題変わったんだけど･･･。で、何？」
ロビン「魔法ってどんな仕組みなの？それは誰でも使える力？」
ハルカ「あー、理論上では皆、使える。でも、無理。
･･･どんな仕組み･･･と言われても説明してわかるかどうか･･･。」
ロビン「理解できるよう頑張るわ。」
ハルカ「･･･魔法っていうのは『マナ』というエネルギーの性質を変え、
いろんな属性にして放つ力のことを言うんだ。」
ロビン「『マナ』･･･？」
ハルカ「生命エネルギーのこと。体内のマナの量が多いほど
強力な魔法を使える。･･･大雑把に言うとこんな感じ。
本当はもっと複雑だけど要点だけ言っとく。」
ロビン「なるほど･･･。」
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作者名：黒影（元馬田はるか） | 作成日時：2014年1月12日 22時
