トリップしたのは正反対の双子とその仲間でした？！ (ページ39)

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昼寝しなよ！byチナツページ39

～2時間後～

チナツ「終わった～！！」
ハルカ「良かったねー、嬉しいねー、幸せだねー。」
チナツ「超絶棒読みなんですけど？！」
ハルカ「そんなことはないさ、アハハー。(棒読み)」
チナツ「ひどいよハルカ！！」
ハルカ「最高の褒め言葉ありがとー。」
チナツ「ハルカがいじめる～！！」
ハルカ「いじめてねぇよ。ただ眠いだけだよ。寝るから黙れ。」
チナツ「わかった！お休み！」
ハルカ「ああ。」

ったく、なんでこの馬鹿(チナツ)はこんなにもうるさいんだ・・・。
そのせいで疲れがたまるんだよ。
相当疲れていたのか目を閉じると直ぐに意識がなくなった。

チナツ「･･･ゆっくり休んでね、ハルカ。」

～チナツ視点～

ハルカ、相当疲れていたんだろうなぁ･･･。
十秒もしないうちに寝ちゃったよ。

サンジ「チナツちゃん、何してるの？」
チナツ「･･･。」

ハルカを起こしちゃいけないから、静かにしてとジェスチャーで表した。
不思議に思ったのか眉を少し上げたが、寝ているハルカを見て理解したようだ。

サンジ「そっち行ってもいい？」
チナツ「うん。」

ハルカを起こさないならね。と付け加える。
それに対してサンジはわかってるよ、と答えると私の隣まで来た。

サンジ「･･･よく寝てるな、そいつ。」
チナツ「でしょ？」
サンジ「そんな風に寝てると起きている時とは別人みたいだ。」
チナツ「あー、同感。ハルカ、普段しっかりしてるもんね。」
サンジ「確かに。」
チナツ「･･･で？何か用があるの？」
サンジ「ああ、そうだった。昼飯ができたから呼びに来たんだ。」
チナツ「あ、そうなの。わかった。今から行く。」
サンジ「そいつ、どうする？」
チナツ「寝かしとく。疲れてるみたいだから。」
サンジ「りょーかい。さあ、行こうか。」
チナツ「うん。･･･悪い夢を見ないように気をつけてね。」
サンジ「？・・・何か言った？」
チナツ「ううん。早く行こ！」
サンジ「メロリ～ン！」

ハルカを一人にさせることが少し不安だったけど、お腹がすいたから昼食を食べに行った。
ハルカの顔が少し悲しそうに見えたのは気のせいだ、多分。