Ｐはパーキングエリアさ！byチナツ ページ38
俺はその後数時間ほど『鈍感』の意味について悩んでいた。
そういや、タカダたちにも言われてるな。
ハルカ「・・・鈍感・・・。」
謎が深まるばかりだ・・・。
チナツ「ハルカ、どうしたの？こんなところで。」
ハルカ「・・・別に何でもないよ。そっちこそどうしたのさ。」
チナツ「夏休みの宿題、教えてもらおうと思って。」
ハルカ「・・・あー、そういや向こうでは夏休みだったな。」
チナツ「お祭りとか楽しみだったんだけどなぁ・・・。」
ハルカ「・・・勉強、教えてやるから甲板行くぞ。」
チナツ「うん！ヽ(*´∀｀)ノ」
〜甲板〜
チナツ「ここがわからないんだけど・・・。」
ハルカ「歴史？六波羅探題が置かれた理由？」
チナツ「そうそう。」
ハルカ「朝廷と公家の監視。西日本の統率。これが主な役割だ。」
チナツ「えっと次は・・・戦国武将の名を十名挙げよ。」
ハルカ「・・・伊達政宗、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康、毛利元就、
長宗我部元親、真田信繁、武田信玄、上杉謙信、黒田官兵衛・・・。
そのくらいかな。」
チナツ「・・・よし、社会は終わり。」
ハルカ「・・・理科は終わった？」
チナツ「うん！」
ハルカ「じゃあ、問題出すね。まずは元素記号の問題から。」
チナツ「(*∩∀∩*)ﾜｸﾜｸ♪」
ハルカ「・・・酸素の元素記号は？」
チナツ「Оだよ！」
ハルカ「・・・Ｐは何？」
チナツ「Ｐ・・・パーキングエリア！！」
ハルカ「なんで元素記号にパーキングエリアが出てくる？！『リン』だよ！」
チナツ「なるほどなー！！」
ハルカ「アンタ、馬鹿だろ絶対。」
チナツ「うん！」
ハルカ「頷くな！」
チナツ「素晴らしきツッコミだよ、ワトソン君。」
ハルカ「・・・(一回、殺していいかな、この人。)」
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作者名：黒影（元馬田はるか） | 作成日時：2014年1月12日 22時
