トリップしたのは正反対の双子とその仲間でした？！ (ページ27)

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捕まった･･･。byハルカページ27

まあ、そんなこんなで俺は医務室に隠れた。
ちょうどチョッパーさんもいたので二人で雑談中だ。

チョッパー「ハルカって薬とかについて詳しいのか？」
ハルカ「いえ、別に詳しくはないですよ。」
チョッパー「でも、医者並みに知ってるぞ。」
ハルカ「んー、なんででしょうね。」
チョッパー「料理もできるし･･･。あ、ケーキ美味しかったよ！」
ハルカ「ありがたきお言葉。」
チョッパー「ハルカはこの船のクルーの名前、全員覚えたのか？」
ハルカ「んー。」

俺は鞄からスケッチブックと鉛筆を取り出し、サラサラと簡潔に皆の絵とその下に名前を書いた。それをチョッパーさんに渡す。

ハルカ「覚えてますよ。」
チョッパー「スゲェ！！上手だ！みんなの特徴捉えてるし、チナツ並みにウメェ！！」
ハルカ「そ、そうでしょうか･･･。」
チョッパー「他のも見ていいか？」
ハルカ「あ、はい。」

正直、見せるのには抵抗があったがあんなキラキラした目で見られたら断れない。

チョッパー「なあ、これ誰だ？」

チョッパーさんが見ていたのはノゾミ達の絵だ。
そういえば、アイツ等、どこにいるのだろうか･･･。

チョッパー「ハルカ？」
ハルカ「え？ああ、それは俺の友達ですよ。」
チョッパー「へぇ！あってみたいなぁ！！」
ハルカ「俺も会いたいです。」
チョッパー「なあなあ、お前の友達について教えてくれよ！」
ハルカ「いいですよ。」

それから俺はチョッパーさんにノゾミ達のことについて話した。
ノゾミは優しくて回復系の魔法を得意とすること。
ミライはしっかりしていて踊りが上手なこと。･･･踊り子姿の絵を描いていたから
見せたら喜んでくれた。
タカダはめんどくさがりだけどやるときはやる頼りになるやつだと。
カツマは礼儀正しくて面倒見がよくてみんなにお父さんと呼ばれていたこと。
リュウセイは頭はいいけど基本的なことが分かっていない不思議くんなこと。
マサキはヤンキーでタバコ吸ってて勉強が壊滅的。だけど面白いやつだということ。
ユウヤはサルでウザくて頭もクソ悪いくせに狙撃がなぜか無駄に上手かったこと。
いろんな話をした。

チョッパー「面白そうだな！」
ハルカ「ええ、面白かったですよ。ただ、ほとんどがボケ役で
　突っ込むのに疲れました。」
チョッパー「アハハハ！！」

ガチャ
パシッ

ハルカ「あ･･･。」
ゾロ「捕まえたぞ、チビ！」