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ページ45

北「よかっ……」

よかった、そう言おうとした。
無事やったんやって

せやけど

北「足…顔もどうしたん」

傷だらけの体見たらなんも言えんくて

『…あぁ、全然なんてことないですよ!それよりも__』


そんなこと(・・・・・)で済ませられるもんやない

北「A、校舎(向こう)で何があったんや」

『頼まれてた用事済ましてきただけです』

さらりと答える


____まるでそう聞かれると思っとったように



そんなに

北「俺にも言えへんのか」

Aの目を見る


『…何もないですから』

そして笑った


北「っ………」


その笑顔が




とても








痛々しかった













.









角名said



まじAどこ


銀「角名!ちょお待て!」

角「?」

後ろを振り返る



…なんで北さん止まってんだ?
しかも結構離れてるし



銀「北さーん、急に止まってどうしたんですか?
____A?」





『やほー』


てか何、その傷


角「…どこにいたの?」

平常を装う

それでも自分が動揺してるのが分かった


『ちょっとね、用事できちゃって。影山と翔陽も練習行けなくてほんとごめんね』


日「いえ……」

影「…」

1年も驚いてる


角「A」


『ん?』


角「怪我、どーしたの?」


『なんもないよ』

んなわけないだろ


角「んなわけ『ほんとに何もないから』


食い気味に否定する

なんでそんなに隠すんだよ


『迷惑をかけて本当にごめんなさい、かおりさん達に呼ばれてるので行ってきます』


そう頭を下げ足早に食堂の方へ走ってった



赤「あ、いたいた」


侑「……」
治「……」


北「校舎組か…」

角「Aは校舎にいたの?…まぁさっき会ったけど」


侑「調理準備室におった」

なんで?



治「角名、最悪な事が起こったかもしれん」

治が顔を歪ませる


角「…何があったの」


.











角「は…」


マジで言ってんの?


銀「稲荷崎の奴なんか?」

銀が信じられないという顔をする



侑「…確定やない。せやけど可能性は高いねん」

双子の言う通り梟谷のジャージを二軍が持ってたらその可能性が高い

そうだとしたら


角「最悪…」

ほんとに

あいつは何よりも裏切り(それ)が怖いのに


北「裏切り(それ)はあんま考えとうないけど本当なら見過ごせん。問い詰めるにしても証拠が必要や」


赤「とりあえず証拠を抑えましょう。本当かどうか、それで分かります」

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こらしょ(プロフ) - なぁちゃさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月22日 11時) (レス) id: 2970525d8f (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃ - 好きです!!続き待ってます!! (2020年9月1日 21時) (レス) id: a69ce56aa5 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - みくさん» ありがとーございます!最近更新できなくてすみません<(_ _)>できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2020年7月29日 22時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続き待ってます (2020年7月22日 3時) (レス) id: bf095d36b0 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - それな嬉しすぎる (2020年6月30日 5時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こらしょ | 作成日時:2020年6月21日 18時

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