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治「どーゆーことや」


あいつが閉じ込められてた部屋に稲荷崎のやつがおったちゅうことか?


それにAは痣だらけやった



……なんなん

それじゃあまるで





稲荷崎(俺ら)の誰かがやったみたいやんか



あいつの味方のはずの、稲荷崎が




治「!まさか……」

サムも気づいたみたいやな


侑「…サム、俺も同じ考えや」


治「!」




赤「……木兎さん、稲荷崎の誰に貸したんですか?」


兎「たしか二軍の奴だ」


二軍……か

あんまAとは接点ないな






__まてや、もし二軍がやった事なら


あいつは信用していた自分の居場所やったとこに裏切られたことになる


稲荷崎(俺らは)味方やって言ったのに


なのに


絶対したくなかった、前の高校みたいになってしもた



…やからあの時俺の手はたいたんか

俺が味方って言った時、少し声が震えてたんか



侑「っほんま……」


最低やな、俺



及「あれー?そんな顔してどうしたの?」



侑「……!」


……腹立つわ

なんで笑えるん?


及川の胸ぐらを掴もうとした時





治「ツム」


サムに止められた


サムも悔しそうな顔してて


治「…あかん」


侑「っ…」








『侑ー』


Aか?

なんで戻ってきたん?


…目、赤いなぁ



『治達もちょうどよかった。あのね、かおりさん達……が…』


及川を見た彼女の目の色が変わる


及「あれれー、Aちゃんじゃん!」


『っあ…なんで』


及「そのジャージ、サイズあってないし君のじゃないよね?」


『あの、』


及「目も赤いし、どーしたの?」

及川が詰め寄った分、Aは後ずさる


『何もないです』


こいつ知ってて聞いとるな

侑「俺が貸した」



及「へぇ、どうして?」


侑「大した意味あらへんよ、汗冷えて寒い言うてたから貸しただけや」

ほんまは痣隠したそうやったから貸したんやけど


赤「及川さん、岩泉さんが呼んでましたよ」


及「えーほんと?ありがとー」

そう言い部屋を出ていく



兎「そんなこと言ってたっけ?あかーし」


赤「嘘ですよ、あの人にここにいられたら厄介ですし」



治「…なぁ」


『ん、どーした?治』


治「顔、」

たぶんサムが言っとるのは顔の青痣のことやな


『これ?ぶつけただけ。何もないよ』

あいつは笑った


治「嘘や、誰にやられたん」



『ほんとに何もないから。かおりさん達が呼んでたよ、行こ』



兎「A……」

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こらしょ(プロフ) - なぁちゃさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月22日 11時) (レス) id: 2970525d8f (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃ - 好きです!!続き待ってます!! (2020年9月1日 21時) (レス) id: a69ce56aa5 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - みくさん» ありがとーございます!最近更新できなくてすみません<(_ _)>できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2020年7月29日 22時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続き待ってます (2020年7月22日 3時) (レス) id: bf095d36b0 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - それな嬉しすぎる (2020年6月30日 5時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こらしょ | 作成日時:2020年6月21日 18時

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