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『んじゃまた』
侑「ほな」
まだ言えない
まだ耐えられる
_______耐えてみせる
侑の言葉がほんとに嬉しかった
演技なんてしてなかった
……でもダメ
私は
あと少しだから
言おうとした“助けて”を飲み込んだ
…今日からかおりさん達とは別々にお風呂入ろ
痣がバレる
・
・
・
侑side
侑「クッソ……」
誰もいない準備室で一人呟く
…何が“助けてって言っでや
あいつはもうボロボロやろ
廊下で転んだ言うた時もあいつ、転んだ体勢とちゃうかった
ほんまは何かされたんやないん?
顔やって……
なんで教えてくれへんねん
侑「なんでなん……」
ところで
侑「盗み聞きとはええ趣味しとんなぁ」
なぁ
侑「_____及川サン」
及「…なんだ知ってたの」
もう一つのドアから及川が出てきた
侑「お前らAに何したん」
なんであいつが傷だらけなんや
こいつらが何かしたんやろ
そしたらニヤッと笑って言った
及「知らなーい☆」
こいつ……
そもそもいつからおったん
俺がこいつに気付いたのはAが泣き止んだ後
たぶん電話しとったな
そう思考を巡らしていると
及「あの子もだめだねぇ」
は
思考が止まった
侑「お前今___」
ガチャ
…誰や?
赤「ごめん遅れた________って何これ」
ドアを開けたのはサム、赤葦、木兎くんやった
治「…ツム、Aは?」
サムが及川をひと睨みしてから言った
侑「もう戻った。なんや遅かったな」
もうちょいはよ来ると思たんやけど
赤「ごめん、2人とも結構離れたとこいて」
及「なんでこんなに沢山いるの?」
なんでこいつヘラヘラしとるん?
治「なんでもええやろ。自分こそなんでここにおんねん」
及「べっつにー、たまたま通っただけだよ」
嘘つくなや
侑「おいそれ嘘やろ」
及「ほんとほんと。あ、はいこれ」
……梟谷のジャージ?
兎「あ!それ俺のジャージ!」
及「それ、あの棚の上にあったよ」
その言葉に木兎くんは怪訝そうな顔をした
兎「え、なんでだ?」
なんや?
赤「どうしたんですか?木兎さん」
兎「だって
稲荷崎のやつに貸したんだぞ」
侑「は」
頭が真っ白になる
治「………」
隣を見るとサムも同じみたいやった
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こらしょ(プロフ) - なぁちゃさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月22日 11時) (レス) id: 2970525d8f (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃ - 好きです!!続き待ってます!! (2020年9月1日 21時) (レス) id: a69ce56aa5 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - みくさん» ありがとーございます!最近更新できなくてすみません<(_ _)>できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2020年7月29日 22時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続き待ってます (2020年7月22日 3時) (レス) id: bf095d36b0 (このIDを非表示/違反報告)
こらしょ(プロフ) - それな嬉しすぎる (2020年6月30日 5時) (レス) id: 88d0980977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こらしょ | 作成日時:2020年6月21日 18時