居場所２【HQ 】【稲荷崎】 (ページ33)

今日:21 hit、昨日:7 hit、合計:76,311 hit

・ページ33

角「てか焼きそばおいし」

やった！

嬉しみ

治「せやろ」

銀「なんで治が作ったみたいになっとんねん」

侑「顔、緩んどるで」

『ははっ、まじ？』

花「………」

……見られてんなぁ

監視か？

めっちゃ食べにくい

見られても何もしないのに

北「そろそろ午後練始めるで」

午後も頑張ろ

・

・

・

月島side

彼女はなんなんだろう

殴られたらしいし、大丈夫なの？

相「月島くん、はいドリンク」

月「ありがとうございます」

山「ツッキーどうしたの？」

月「……あれ」

Aを指さす

山「新さん？」

月「なんなんだろって」

山「だよねー。でも及川さんにキレた時はびっくりした」

は

月「何それ」

山「あ、ツッキー部屋行ってたもんね

＿＿＿＿新さん、稲荷崎の主将のこと言われてキレたんだよ」

何してんの

…馬鹿なんじゃないの？

月「タメで？」

山「うん」

絶対目、つけられてんじゃん

日「なぁ影山！今日夜何すんだ？」

影「サーブ練」

日「Aさんサーブすげーよな！」

影「あぁ」

へー2人とも自主練すんだ

山「新さんとやるの？」

日「そうそう！」

月「よく虐めっ子と一緒にやれるね」

影「俺はそう思わなくなった」

随分早い心変わりだね

皆の前で最低って言ったのに？

月「ふーん」

『月島！』

A？

月「何？」

『これ、違う？』

見せてきたのは黒の眼鏡ケース

＿＿＿＿＿僕のだ

月「ありがと」

『よかったー』

どこにあったんだろ

月「どこにあったの？」

『体育館のベンチの下』

田「お前、今度は月島虐めに来たのか？」

Aは一瞬目を見開き

『そんなことしないよ』

田「嘘ついてんじゃねぇ！」

こーゆうのいつも止めてる大地さんすら何も言わない

月「田中さん、Aは眼鏡ケース届けてくれたんです」

僕が言わなきゃいけないじゃん

田「……何かしたら許さねーから」

後ろで大地さん達も睨んでる

『言われなくても何もしないから』

月「ねぇ」

『ん？』

月「なんで来たの？」

烏野(ここ)に来たら何かしら言われるって思わなかったわけ？

『だって月島、それないと困るでしょ？』

月「他の人とかに頼むとかしなかったの？」

Aは頭にハテナを浮かべて

『私が届けた方が早いじゃん』