今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:65,787 hit
小|中|大
6 ページ6
.
「小笠原海って言います」
「小笠原さん...」
「海って言います」
「......海さん」
「ん」
いちいち優しく笑う彼と話してからなんとなく未来に前向きになった
.
そこから、さらに数日
また「残念ですが」を受け取って、気持ちの下降は過去一番
躁鬱なのか私は
思い浮かぶのはあの微笑み
いつの間にか私のモヤモヤを受け止めてくれる人だと思い込んでいたけれど
名前を聞いた日に何故か連絡先も教えていただいたけれど
大した関係でもないのに助けを求めるのは違う気がする
悪いのは自分だし
「大丈夫?」
突然上から降ってきた声に
「っっ海さん!」
「シーー お店の中」
「すみません...」
私がブルーになるたび現れるこの人は何者なんだろう
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
265人がお気に入り
265人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きぃた | 作成日時:2018年3月6日 11時