検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:65,786 hit

3 ページ3

.





「...はい、そうですか
ありがとうございました」

ピッ









直接、ご縁がなく云々の話を聞くのは堪えるもので


もう何日も連絡が来ない時点で結果が分かっていても辛いものは辛い









「「はぁ......」」




ため息ひとつ吐いて

違う人間のそれが聞こえたことにすぐ気づいた








横のテーブルを見るとおでこに手を当てる男性が
こっちを見た



「あっ、」






自分がじっと見つめてたことが今更恥ずかしくなり、すみませんと顔を逸らそうとしたら



「この前の」








この前の??




初対面の人間に言う言葉ではない



もしかして先日飲み屋で飲んだくれたときにぶつかった人?

それとも、スーパーで玉ねぎを落としたときに拾ってくれた人?


それか...







「就活、どうですか?」




.

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
265人がお気に入り
設定タグ:超特急 , カイ , 小笠原海   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きぃた | 作成日時:2018年3月6日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。