【HQ】私の診察医、訴えたい。

慣れた手つき。 ページ9

太ももの際どいところをゆっくりと触る、先生。

「ぁや、せん、せぇっ…！」

官能な手つきで撫でられて、声を出すなってほうが無理ゲーな話。

国見先生が、ほんの少し楽しそうに笑う。

不意に、顔が近づいて。

「………。」

「あっ…！！」

太ももに、ぢゅ、と音がなってほのかな甘い痛みが走る。

「へー、肌白いから目立つじゃん。」

「ふざけ、んな…！どこ触って、んん…！！」

柔らかい唇の感触がくすぐったくて、気持ちよくて。

意識飛びそう。

涙目で、意識が朦朧とした時。

「いえば？」

「ふぇ…？」

不意に顔を上げて不敵に微笑む、先生。

くい。、と顔を持ち上げて。

少し顔が赤くなっている私たちが、見つめ合う。

「キスしてください、とかさ。」

絶対言わない、そう言いたいのに。

「……………。」

「どーなの？」

私は白衣を引っ張って呟いた。

「キス、してください…。」

「上目遣い、反則。」

診察室に、二人の吐息と甘い水音が響いた。


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ヒューズさん、国見ちゃんいかがだったでしょうか！？
どSにできてれば幸いです！

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