【HQ】私の診察医、訴えたい。

なんなんですか(白目) ページ8

「あ、のぉー…貴方が今日の…？」

顔が引きつるのも隠さないまま問いかける。

「んー？」

綺麗なお顔をもぐもぐさせて、塩キャラメルを食べてる人。いや食べんなよ。

「あー、そう。俺が今日の先生。国見英。で、なに骨折？」

適当だな、とか思いつつ頷く。

先生はカルテを見ながら淡々と喋る。

「あんたさぁ、この病院定期通いしてんの？怪我とか病気とかしすぎだろ。」

「うっ…そ、そうですけど！病弱なんですし！！」

もうこいつやだ。私は威嚇しながら怒鳴る。

バナナの皮のせいなんだよ。マジで。

「はぁ…じゃ、靴下脱いで。足見せろ。」

「ひゃっ…！」

ぐいっと足首を引っ張られ、変な声が出た。

「…変態？」

「しばくぞ。」

国見先生はくすくす笑いながら怪我を見る。

「ん、悪化してるね。ここ、腫れてんじゃん。」

つー、と肌を撫でられる。

「あとさぁ、この下もアザできてない？」

手が上の方へ上がっていき、太ももに触れる。

「っ…！！」

体が震えそうになるのを、必死で堪える。

「へぇ、なに、やっぱ変態なの？なに興奮してんの。」

やっぱこいつどSだっ…！


「してませんから！つか手どけろよ！」

私は暴れながら口答え。我ながら子供っぽいよな。

「ちょ、…………いい子にしろ。」

「ンっ…。」

手が、手が、手がぁぁぁ！！

国見先生の細くて白い指が、私の足を撫でた。

慣れた手つき。→←待って、それはない。ヒューズさんリクエスト*

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