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私は机のはじに赤いリボンが置いてあるのを見つけて、こう言った。
A「じゃあ、その赤いリボン、ください。」
影「・・・これ？これが、欲しいの？」
A「はい。」
影「全然良いわよ。好きなだけ、持っていってもかまわないから。」
A「ありがとうございます。」
影「・・・あなたが、つけるの？
つけてあげましょうか？」
A「・・・いえ、頼まれたものなので。」
影「冗談よ。一番上の姉さんに頼まれたんでしょう。
全く、ヒトづかいがあらいわね。」
・
私はリボンを持って、最初に話しかけた影のところまできた。
影「あら、本当に持ってきてくれたのね。
ありがとう。すぐになくしちゃうの、リボン。
約束の通り、カギ、あげるわ。」
通路のカギをもらった。
影「もう、用はないわ。」
A「・・・あの、それ・・・。」
影「・・・？これ？欲しいの？
なぜかペンで書けないからメモ帳にもならないわよ。」
手帳の切れ端をもらった。
『虫が、そこらじゅうにとんでる。
じめんを、歩いている。
イスがしゃべる。僕は、おどろく。
それを見てネコは、バカみたいに笑う。
あの扉をあけたときから、どうやらおかしくなったみたいだ。
でも、僕はどちらがおかしいのか分からない。
僕がおかしいのかな？
それとも、セカイがおかしいのか？
ああ、分からないや。
・・・何も、分からないや。』
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彩奏(プロフ) - ぴよぴよさん» ありがとうございます！こんな小説を応援してくれる人がいるなんて、嬉しすぎます・・・！ (2015年3月10日 11時) (
レス) id: 46c161690d (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ - 初めまして！ぴよぴよです。私アリスメア大好きなんですよー。でもなかなか小説がなくて、やっと見つけたのがこの小説で本当にありがたいです！！応援してます！頑張ってください！ (2015年3月10日 1時) (レス) id: 0a7d839cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩奏 | 作成日時：2015年1月4日 12時
