烏に裏切られた少女は猫に救われました

１個めの話 ページ3

ＩＨ予選を目前にして入部した私は、わからないことだらけだったけど


今は少し、慣れてきました


潔子「ねぇ、Aちゃん、今日、転校生が来るんだって」


貴方「そうなんですか！」


潔子「うん、だからそれで、田中と西谷がいつもよりテンションがたかったんだ」


田中さんとノヤっさんはいつもテンション高いけど・・・


今日は朝一番に叫んでいましたからね・・・


潔子「あ、１年のほうにスポドリ渡してくれる？」


貴方「わかりました！」


私はスポドリの入ったかごをもって、みんなのほうに走る


貴方「おっとと・・・・」


菅原「大丈夫？」


貴方「あ、スガ先輩！」


スガ先輩は私のかごをもってにっこりしている


かっこいいな・・・


じゃなくて、かご！


貴方「え、あ、か・・・かご」


菅原「いいよ、俺もつよ」


貴方「で、でも・・・」


菅原「女の子にこんな重いの持たせられないべ〜」


“女の子”・・・・


スガ先輩にそういう風に見られていること


スゴクうれしくなった・・・


貴方「あ、ありがとうございます・・・」


いいこだべ〜、っていって頭をなでる手が


大きくて、やさしくて・・・


また、好きな気持ちが大きくなってしまう・・・


菅原「ここでいい？」


貴方「はい、ありがとうございます！」


日向「大沢〜みず〜」


貴方「はい、日向君ゆっくり飲んでね」


私は、一人一人に声をかけてスポドリを渡す


予選が近いから練習がハードだけど


みんなにがんばってほしい


がんばっているみんなを応援できるのが


すごく、うれしい

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

ラッキーナンバー

8

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