２話 影山の陰謀 ページ3
私は今日、いつものように部活をし、いつものように次の試合について話していた。そう、すべてがいつも通りに過ぎていく…はずだった。
フットボールフロンティアで、私達は世宇子中と戦うことになった。
しかし…私達は、呆気なく負けてしまった。
気づけば立っているのは私と鬼道だけで、キーパーの源田も、フォワードの佐久間たちも、倒れていた。
私達はそれを、ただ見ていることしかできなかった。
2人だけで、どう戦えばいいのかわからなかった。
冷静沈着な鬼道でさえ、焦りを隠せなかった。
そうこうしている間に、どんどん攻めあがっていく世宇子中。
私も鬼道もミッドフィルダーで、やった事のないディフェンスやフォワード、キーパーを2人でこなせるわけがなかった。
総帥はお怒りになられているのであろうか…。総帥を見てみると、あろうことか、笑っていた。その時、真実の瞳で総帥の心が見えてしまったのだ。
「初めから総帥はこうするつもりで私達を…。」
私はそう呟き、目の前が真っ暗になった。
気づいた頃には、みんな救急車で運ばれていた。
貴方「鬼道…。」
鬼道「何だ…?」
貴方「私達は、これからどうすればいいんだ…?2人しか残っていないこのサッカー部は…どうなってしまうんだ?」
鬼道「…俺にもわからない。…だが、俺は…雷門中に行こうと思う。」
貴方「なっ…なんで!?もう2人しか残っていないんだぞ!?鬼道、キャプテンのお前がいなくてどうするんだ!!」
鬼道「新しいキャプテンには、お前がなってくれ。」
貴方「そんな…!ハッ…そうだ、総帥は…総帥はお怒りに…!総帥っ!!」
影山「なんだA、騒々しいぞ。」
貴方「今回の試合は…大変申し訳ありませんでした。ですが、次こそは…」
影山「その必要はない。」
貴方「え…?」
影山「私は今日から世宇子中の監督となったのだ。」
貴方「そっそんな…!私達帝国を、見捨てるというのですか、総帥!!」
影山「あぁ、そうだな。2人しかいないサッカー部になにができる?」
私は…頭の中が真っ白になった。9人ものメンバーを失くしたうえ、監督の総帥がいなくなってしまったら、サッカー部はおわりだ…!！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラクター
円堂 守
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな - 改かっこいい〜 (2015年7月22日 14時) (
レス) id: 0c49344047 (このIDを非表示/違反報告)
六花 - 梓さん» 貴方が作者ですか？えっとセリフとかは行間を開けると読みやすくなり、人気も上がりますよ。面白かったです！ (2014年2月18日 9時) (レス) id: 4f5564ba64 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 翔>小説やめるんだ。…うん、今までありがとう。 (2010年8月2日 7時) (レス) id: 898c408496 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 杏>ごめんまた間違えた↓うん、ありがとう♪ (2010年8月2日 7時) (レス) id: 898c408496 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 杏>うん、 (2010年8月2日 7時) (レス) id: 898c408496 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梓
