soda ○ 32 ページ33
横「ふぅん」
「な、なに」
横「や、ワンピースとかも着るんやなって思って」
今日は横山との“デート”の日。
…んま私はデートなんて思ってないけど！
私がハチ公に着いた頃には、横山はもういた。
「まだ10分前だよ？集合時間の」
横「…こっちのセリフ!」
「てか今時ハチ公であんまり待ち合わせしないらしいよ」
横「……」
「横山メガネするんだ？なにダテメ？」
横「……」
「なにこのTシャツ。めっちゃfunnyって書いてんじゃん(笑) でもそんなにこのクマfunnyそうにしてないじゃん(笑)」
横「あーもううっさいなぁ！お前の大好きな村上先輩やで、あそこ！」
ええ！？
ハチ公の後ろに思わず隠れると
確かに村上先輩の姿発見。
「渋谷先輩とふたり…⁉︎」
横「ふたりは午前中渋谷で買い物してたんや」
「な…なんで横山が知ってるの」
横「廊下でたまたま聞いてん。渋谷先輩が村上先輩に『日曜日の午前中渋谷いこー』言うてるの」
あ、そ…そうですか
横「『でも俺午後から自主練したいから〜』って村上先輩言うてたで。これからサッカーするみたいやな〜」
横山がチラッと私を見る。
「…え？笑」
横「勘悪いな〜、お前村上先輩のこと好きなんやろっ？他の女に取られる前にお前っ、がんばらな！」
マネージャーとしてな、ってばしっと背中を叩かれる。
珍しすぎる今日の横山！
わざわざ渋谷に来てくれてこんな気合入魂してくれるなんて、優しさの塊すぎる…
「でも言ってくれてたら、横山別に来る必要なかったよ。交通費やだよ出したくないよ」
横「渋谷来たかったんや、俺も。服買いたかってん」
「funnyTシャツ？」
横「お前さっきからこのTシャツいじるのやめろや」
「だって…このクマ…！笑」
村「あ、やっぱり岡野」
横山の変なTシャツにまたツボってたら
目の前に村上先輩がいた。
「む、らかみ先輩！」
横「お」
村「…あ、お邪魔やったかな、」
先輩が横山を見て、バツの悪そうな顔したから
ぜんっぜんお邪魔じゃないです、て言ったら
そこまで言うなや、って横山が優しく叩いた。
横山いろいろありがと、
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やすだしょうた。 - クマのTシャツツボりました(笑)夜中の3時終わり位に1人で笑ってましたw (2015年8月16日 2時) (
レス) id: b1d95e9871 (このIDを非表示/違反報告)
渋倉すば義(プロフ) - マルちゃんが、可愛いすぎます。こっちまで照れちゃいました。無理せず頑張って更新して下さい。応援しています。 (2014年7月29日 8時) (レス) id: 0afa9cbec9 (このIDを非表示/違反報告)
ほーか∞ - この話凄く面白いです！続き凄く気になります！更新待ってます！ (2014年7月23日 2時) (レス) id: 4dde7bc4bd (このIDを非表示/違反報告)
らぶまる - この作品めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます(*^_^*) (2014年6月16日 8時) (レス) id: 32fda722a3 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 横山くん…！ かっこよすぎです！ (2014年6月15日 23時) (携帯から) (レス) id: bb30b326dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優菜
| 作成日時：2014年5月2日 22時
