赤血球で、白血球な皆のおまわりさん！！【はたらく細胞】

うわさ ページ4

6731(A)side


今、俺は異常がないか、小腸でパトロールしている。




はあ･･･

今日も特に変わったことは、ない。




強いていうなら･･･

先程ぶつかってしまった赤血球の子に怖がられちゃったんじゃないかな？って心配なことぐらい。




だって彼女、別れてから何度も何度も
俺のこと振りかえって見てきたし。




6731「はあ、」





ヒソヒソ

「うわ、あの人白血球じゃない？」

「怖いな･･･」

「え？でも、まって！！凄くイケメンじゃない！？」

「どこ？･･･あ、かっこいい！」

「うわあー。タイプだわ･･･」




な、なんかジロジロみられる。
すれちがうたんびになんかヒソヒソ言われてる。




そんなに俺って変かな？
嗚呼、劣ってるから注目されるのか？




まあ、しょうがないか。
みんな顔整ってるし、俺なんか場違いだから逆に目立つのか。



6731「あ、そうだ。確か･･･」


ゴソゴソゴソ


確か前に、俺の家に変な手紙が届いてたんだった。


忘れてた。






ペリっ

思い出したので、その手紙を近くのベンチに座って読んでみることにした。

なんじゃこりゃ？→←まさに王道のシチュエーション

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