【狂犬組】ただの事務員にこんな生活は厳しいです【wrwrd!】

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sho「グルさんに呼び出し食らった…」

嫌そうな顔をして部屋から出る支度をしているシャオちゃん。


『お疲れ様。 珍しい事じゃ無いんだしさっさと行ってさっさと帰ってくれば？』

sho「ん、そうする。 おいシッマ、また下手な事したら許さんからな。」

kn「分かっとるわ！ 早よ行け！」

そう言うシッマは、本当に犬みたいだ。キャンキャン吠えてる…


sho「じゃあ、A。 すぐに帰ってくるから。 なんかあったらすぐに呼んでな。」

全く。 前の件があった日からだから分からんでも無いが、最近のシャオちゃんはあまりにも過保護だ。

『分かった。いってらっしゃい。』

いってきますと言ってドアが閉じる。





にしても…シッマと二人きりとは。

シャオちゃんの過保護もあってか久しぶりだ。


何気なく後ろのシッマを見ると目が合った。

逸らそうかと思ったが、何故かシッマから目が離せなくなってしまった。


じっと見ていると、ゆっくりと口が開かれる。



kn「なぁA、お前シャオロンの事好きか？」



『え？』

突然何を言うのかと思ったら。


勿論好きだ。 あんなに優しい良い人、嫌いな訳無いでしょ。

そう返そうとした時


kn「じゃあ、俺の事好きか？」

『えっと…』


シッマの早い質問の切り替えに用意していた言葉が全て消えた。

勿論シッマも好きだ。 たまに意地の悪い事とか言うけど根は優しくて男らしい。 シッマもシャオちゃん同様、嫌いな訳無い。


私の返事を待たずに、シッマの質問は続いた。


kn「じゃあまさか大先生…」

『それは無い。』

今度は早く返せた。

いや、内容が内容だ。

あり得る訳が無いだろ。

kn「ｗｗｗ流石やA」

先程までの謎の張りつめた様な空気は一瞬にして消え、シッマの笑い声が部屋に響く。

kn「プロか。」

『そうだよ(便乗)」




kn「こんな事聞いたんもな…なんか、不安やったんや。突然すまんかったな。」

笑顔で、でも眉を少し下げながら謝るシッマ。

何が不安だったのかは分からないが、特に何も無かったので許す。


『急でびっくりしたけど、大丈夫。』

そんな会話をしていたら、ふと、聞きたくなった事がある。

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