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んふふ、可愛い可愛いAがやっと俺のモンになった。
瞳を閉じてもう動かないそんな姿も美しい。
「これからはずっと一緒やんな」
にやけの止まらないままそうAに語り掛ける。
「もうこの想い、閉じ込めんでええんやな」
特に理由も無いけど、ずっと隠していた気持ち。 この場で告白という行為をする事が遂にできた。
残ってくれたという事は、もう結ばれたって事やろ。
「…ずっと好きやで」
そう一言だけまた言って、Aにゆっくりとキスをした。
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くっそA…なんで…なんで戻れへんねん！なんでこの出口は開かへんねん！今頃ロボロに…
トントンに引っ張られ出た場所は自分等の住んでいる家から近くの路地裏。
明らかにおかしいと言わんばかりに、古い建物の壁に自分たちが脱出した出口が付いている。
北極などという外の風景とは全くの別物の場所に放り出され、最初は頭が追い付かなかった。
そして、トントンに説得をされた。 けど…まだ納得はいってへん。
脱出した後、開いていた扉が閉まったまま開かなくなってしまったのだ。
何度叩いても返事は無い。 どれだけ開けようとしても固く閉ざされたまま…
自分達が脱出をしてからもう一時間程が経った。
開く気配の無い扉からは絶望しか感じなかった。
ずっと黙って見守っていたトントンも「もう一時間も経ったんやで。そろそろ…」と言い出した。
死んでへん事を望んだって…それ以外はどないすることもできん自分を認めるのが嫌でこの場を離れられなかった。
せめて今この扉が開いて、Aが何事も無かったかのようにいつも通りの笑顔を見せてくれたらそれだけでいい。
とにかく…助けてやれんかった自分を恨んでこれからを過ごすという事が、Aを忘れられずにこれからを生きていくのが辛い。
死体も見つからんしこんな珍体験したなんて絶対に信じてもらえへん。
ええ歳した大人が二人して何を言ってるんだと、他のメンバーに馬鹿にされてしまう。
せめて…せめてAが幸せでいてくれる事を願おう。
ずっと、好きやったで…
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アンケートの方、締め切らせていただきました。
投票頂いた皆様、本当にありがとうございました。
明日からはzmendの更新になります。
最後まであと少しですので、もう少しお付き合い願います。
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暖房(プロフ) - rb推しさん» そこは多分ご都合主義ですかね、ハハッ( (2021年12月25日 7時) (
レス) id: 4623ffac52 (このIDを非表示/違反報告)
rb推し - 解毒剤自分には使えなかった気が…けど小説自体はすごく良くて泣けました（ ; ; ） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 8bc84a2f4c (このIDを非表示/違反報告)
名無しの権兵衛 - すごく良かったです！！！普通に泣きました！！！すっごく泣きました！！！！ (2021年1月24日 14時) (レス) id: 07db5d7b39 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんす(プロフ) - アヤカさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です〜！ちょっとこのままでは終わり切れないと思い別エンドを用意しちゃいました^^コメント本当にありがとうございます！いえいえ、あと少しですがよろしくお願いします^^ (2018年7月11日 18時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)
アヤカ(プロフ) - この作品凄く大好きです！とうとう完結しちゃったかぁ…と思ったら別エンドあると聞いてめっちゃ嬉しくて思わずコメントしてしまいました！ありがとうございます！！ (2018年7月11日 8時) (レス) id: 1ee17f27fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんす | 作成日時：2018年6月23日 3時
