二日目夜 - 森林(視点：トントン) ページ15
くっそぉ…大先生もあのバケモンやったんか…
この事、早く二人に伝えなあかんやん
大先生の安定のガバか、イキるだけイキっておいて俺の手の中の解毒剤には気ぃ付いてへんっぽい…
今ここからヒューズをはめて、そこから出口までダッシュできれば…ワンチャンあるな
今変身して噛んだっちゅう事は、大先生は今はもう変身でけへんっちゅう事やろ。
あとは、近くにロボロが居ない事を祈るだけやな…
なにせ解毒剤はこの一本しか無い。
…そんな事を考えとる暇も無い。もうあと数秒で終わってた所やった。
大先生がよそ見をしている間に、こっそり自身に解毒剤を打つ。
少しずつ毒が引いていくのが感じれたが、まだ体は重く感じる。
しかし走らない事には脱出すらできないのだ。 これからを生きる事ができなくなるのだ。
ヒューズをしっかりと手に持ち、大先生の隙を見て起き上がり、走り出す。
ut「ロボロ、わかった。…ん？ なんの音…ってトンち！」
最悪、俺が死んでもあの二人が生きて帰ってくれたらそれだけでええ。
rbr「なんや、逃げられたん？」
ut「くっそ、待て！ 殺しきれてへんかったかぁ」
ヒューズボックスへスムーズに辿り着き、もう何回もやったおかげの手馴れた手つきでヒューズをカチッとはめる。
大先生の基礎運動能力の低さのおかげと肉のおかげもあってか、結構距離も取れていたために明るく少し広めの道へと走る。
狭い暗い道や草むらの中を突っ切るとロボロに鉢合わせるかもしれない。と、こんな時でも冷静に頭は働いていた
tn「ふんっ 俺は逃げて、生きたるからなっ」
後ろは一切向かずに大先生に一言だけそう言う。
絶対にお前には捕まらへんでぇ…！
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暖房(プロフ) - rb推しさん» そこは多分ご都合主義ですかね、ハハッ( (2021年12月25日 7時) (
レス) id: 4623ffac52 (このIDを非表示/違反報告)
rb推し - 解毒剤自分には使えなかった気が…けど小説自体はすごく良くて泣けました（ ; ; ） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 8bc84a2f4c (このIDを非表示/違反報告)
名無しの権兵衛 - すごく良かったです！！！普通に泣きました！！！すっごく泣きました！！！！ (2021年1月24日 14時) (レス) id: 07db5d7b39 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんす(プロフ) - アヤカさん» ありがとうございます！嬉しいお言葉です〜！ちょっとこのままでは終わり切れないと思い別エンドを用意しちゃいました^^コメント本当にありがとうございます！いえいえ、あと少しですがよろしくお願いします^^ (2018年7月11日 18時) (レス) id: 5e19280e9c (このIDを非表示/違反報告)
アヤカ(プロフ) - この作品凄く大好きです！とうとう完結しちゃったかぁ…と思ったら別エンドあると聞いてめっちゃ嬉しくて思わずコメントしてしまいました！ありがとうございます！！ (2018年7月11日 8時) (レス) id: 1ee17f27fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんす | 作成日時：2018年6月23日 3時
