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side 翔
仕事から帰って来たら父さんはリビングのソファに座って双子の相手をしてた。
「ちょっ、父さん寝てなくていいの？」
「寝過ぎて腰が痛い」
「熱は？」
「下がった」
「点滴して薬入ってるから下がってるだけだよ」
キッチンから潤が補足した。
………薬で熱が下がったし寝てばかりなのが疲れた訳ね。
「父さん……もう少し太ろうか？
寝てて腰が痛くならない程度にさ」
父さん痩せ過ぎなんじゃね？
「充分、腹いっぱい食べてるよ。
おまえや雅紀と一緒にするな」
確かにね……俺と雅紀は食べる方だと思うよ。
特に雅紀はね……あの細い体の何処に入るんだってくらい食べるよな。
でも父さんは少な過ぎだと思うよ。
年々食べる量、減ってってるしさ。
寝てて腰が痛いって有り得なくない？
「双子に潰されるよ」
「潰れねぇわ」
「でも、もう過信し過ぎるなって言われたろ。
見た目に騙されるけど……もうおっさんなんだからな」
潤の容赦ない補足？
確かにな……幾ら若くに家庭を持ったとは言え……双子は小さいけど……同じ息子である俺らは社会人だ。
それだけ父さんも年を取ってるって事だよな。
俺ら以上に動くけど。
「年寄りは労るよ」
「そこまで年寄りじゃねぇわ」
「年だから過労で、ぶっ倒れたんだろうが」
だから潤……容赦なさ過ぎだから。
「そうそう……ちょっとは俺らを信用して任せてよ」
と後ろから声がかかった。
振り向くと双子に引っ付かれた雅紀……帰ってたのか。
「充分、信用して任せてると思うけど？」
「まだまだ動けるよ、俺ら」
「知ってる……だから任せてるだろって」
「物足りないけど？」
「どＭか」
「酷いなぁ。
有り余る若さだと言ってよ」
なんだろう。
雅紀と父さんが話し出すと漫才みたいになってくるのは。
「翔兄は一人漫談だからね」
「何故、俺に振る？」
「振って欲しくて漫談してたんじゃないの？」
「違うわ！」
「違わないだろ、翔。
双子も笑ってるぞ」
父さんまで……てか、和、智……マジ笑ってんな。
笑う所なかっただろ。
「でもウケてるぞ」
「「しょぉにぃ……おもぉろぉ〜」」
謎なツボに入ってんじゃないよ。
可愛いけど。
「「ひゃぁ〜」」
あ……爆笑した。
何なの……この子たち。
「翔は双子のツボ押すよな」
「押してねぇわ。
勝手に断りもなくツボってんだろ」
「和、智……翔兄に絵描いてもらう？」
「「うひゃあ〜、ちぃぬぅ〜」」
笑い過ぎ。
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蒼羽(プロフ) - butazch715413さん» コメントありがとうございます♪ 髪の毛カット…ぜんぜん考えた事なかったです。でも…有りですね。七五三の後、年末年始も近付きますし何か考えときます。ネタ提供ありがとうございます♪ これからも精進しますので、お付き合いの程よろしくお願いします。 (10月20日 17時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
butazch715413(プロフ) - 初コメント失礼します。嵐の小説が、好きで、特に智くんが、小さくてみんなに愛されてるお話が、癒されます。美容師してますが、小さいお客様が、来店されると大宮兄弟？って勝手に妄想してます。リクエストがかなうなら、いつか、そんな、お話を、お願いしますm(__)m (10月20日 8時) (レス) id: 1ffa2632ff (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ 兄ずまで可愛いと言って頂けて兄ずも喜んでいると思いますww毎日楽しくぶん回されてる甲斐があります？まだまだぶん回されるけど、それを喜んでいるので問題ないようです。少しずつ成長しますので生暖かく見守って下さい。 (10月18日 18時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、いつも素敵なお話をありがとうございます♪双子ちゃんもお兄ちゃんズも可愛いしおもしろいしw子どもは毎日成長していって、新たなビックリをひきおこすんですよねw大人はそれに振り回されて大変w七五三も楽しみにしていますね (10月18日 6時) (レス) @page50 id: d787d1f91c (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - aracick5963さん» コメントありがとうございます♪ 大宮父、気合い入りまくりです。見守ってくれている愛する妻のために？兄ず本人たちが記憶消去した黒歴史とともに、お待ち下さいませ。父もですが私も気合い入れて書いてますwwまた兄ズと一緒に一緒に『可愛い』を叫んで下さい♪ (10月17日 10時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2023年9月13日 2時
