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side 雅紀
無事……卒業を迎えて………直後に４人で卒業旅行に行った。
「君たちの夢は知ってるけどさ。
だからって、ここチョイス？」
「勿論……下見下見。
どんな感じか見たいじゃん」
「でも、ちゃんと２人に感謝の気持ちを込めてランクの高いホテル選んだんだよ」
「和は何処に行ってもWiFi繋がってたらいいんでしょ？
翔くんは都会の真ん中で人混みの中、仕事するんでしょ？
だから今のうちにリフレッシュしなきゃ、大自然の中でさ」
ほんの少し陸から離れた孤島の大自然の中にあるホテル。
海と空と林しかない島。
春先だから、まだ虫もそんなにいない。
だから島の探索もぜんぜん、へっちゃら。
「たまには日光浴しなさい」
そう言って部屋に籠りたがる和を外に引き摺り出す。
昼間は目に優しい景色……夜は心に優しい景色。
料理も美味しい。
何より静か。
やっぱいいよね…………落ち着く。
都会っ子の２人は戦々恐々だけどさ。
この時期は虫もまだいないのにね。
小さな島だから野生動物もそんなにいないしさ。
夜……ランタン持って星空の下の散歩に出掛ける………気持ちいいじゃん。
ちょっと寒いけど。
それでも……智と繋いだ手から体中に温かさが染み入る。
何なら肩抱いて密着度をアップしたら温かさもアップして広がるかな。
ちょっと……ドキドキするけど。
「何で平気な奴同士手を繋いで苦手なモンを放置してんだよ。
責任持ちやがれ」
「あ、ごめんごめん」
さっさと手を離して智は和の手を取った。
「智くん、俺は放置？」
「だってニノの手、小さくてぽやぽや柔らかくて好きなの」
「ぽやぽやって何なの？」
「いいの！
翔くんはビビりさんだから雅紀の安心安全ながっしりした手に繋いでもらいなよ」
「う〜〜」
「はいはい、翔ちゃん……俺の手じゃ不満？」
「いえ……ぜんぜんお願いします」
そう言って、おずおずと俺に手を差し出す翔ちゃん。
普段はスマートなイケメンなのに、こう言う所はヘタレて可愛いんだよな。
俺的には智と手を繋いでいたかったけど。
それより……和が好きって……いや、和の手が好きって、どう言う事？
俺の手は安心安全ながっしりした手……って、それは褒めてるの？
だとしても………和の手の方が好きなんだね。
俺は智の……俺より小さくて細い繊細な手が好きなのにさ。
どうせ……俺の手は小さくてぽやぽや柔らかな手じゃ、ぜんぜんないけどさ。
改めて智が好きだと………再確認した旅。
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蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ 出し所がわからず…そうこうしてるうちに１番美味しい所持って来た？ようです。そう持って来たんです。持って行ったのではなく。結果ラブラブさんたちの仲間入りしました。何だかかんだ言っても天然な２人は書いててほっこりします♪ (12月24日 20時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーありがとうございます♪ずっと一人出ない？と、思ったら最後に良い位置得ましたね♪子どもの時の夢をかなえて幸せなカップルプラスワン♪幸せな話にほっこり癒されています。また、素敵なお話を楽しみにしていますね♪ (12月24日 8時) (レス) id: 10ee7e934d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ お気に召して頂いてよかったです。でもね…イケメン好き君、もふもふ尻尾を愛してる可能性大なんです。そして濃いイケメン君は懐いてはいますが…愛…ちゅうもんを理解してるか不明なんです。何せワンコなんで。 (9月1日 17時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - なんといっても、イケメン好き君、なんかとーーーーーっても奥手っぽいし。モフモフイケメン君はまだ完全じゃないし。続きは来年なのかな。それまでいろいろ勝手に妄想して待っていますね (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーをありがとうございます♪モフモフワンコイケメン君とモフモフイケメン大好き君、そして、その他３名w良いですね♪その他３名君達、イケメン好き君を狙っているでしょw なのに濃いモフモフイケメン君にかっさわれてwこの続き、どうなるか！ (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2023年6月14日 1時
