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side 雅紀
「あ〜〜、どうしよう〜」
「まだ友達できないの？」
「うっ……うん」
「爽やか笑顔浮かべてる癖に人見知りって何なの？」
そんな事……言われても………そんな性格なんだから仕方ないじゃん。
それが俺なんだもん。
同じ保育園からの付き合いの和。
小学校から中学校まで同じクラスになった事はないけど家はお隣さん同士で０歳からの付き合いだ。
何なら俺が生まれる前……父親同士地元一緒で、親子２代に渡っての幼馴染み。
母親は父親を介して意気投合……すっかり親友。
そんな腐るのを通り越してミイラ化してるような縁の親友。
でも頭の出来は雲泥の差……だから同じ高校に行ける訳もなく登校も電車と自転車だから違う。
お互い部活もあるから会う機会が全くなくなった。
土日だって部活あるしさ。
「部活の仲間は？」
「いるけど……クラス違うし通学路ぜんぜん違うし。
マジ部活一緒にやってるってだけ？」
「学校の行き帰りとかは？」
「学校の最寄り駅……家とは正反対で歩いて20分くらいかかるからさ……そっち行くと自転車でも10分近く遠くなる」
入ってみたら色々、条件悪過ぎて友達が作れない。
「はぁ〜……高校で仲良くなった奴の友達がおまえと同じ高校にいるんだってさ。
会わせてやろうか？」
「えっ、いいの？
でも通学路違ったら意味なくない？」
「そいつも自転車って言ってた。
お互いで融通すればいいじゃん」
「うん……じゃぁ、お願いします」
藁並に細い幼馴染みの腕に縋った。
その週末……テスト１週間前で部活は休み。
「どうせ勉強しないだろ。
会わせてくれるって。
何なら、その時に一緒に勉強教えてやるよ」
「ありがとう……和！
大好き！」
「はいはい……と言う事で手土産よろしくな。
その友達の家に行くからさ」
「へっ？
いきなり家？」
「そ……こっちもテスト前だからな。
紹介した後、勉強するんだよ」
「あ……はい………そっちもよろしくお願いします」
テスト勉強込み……尚ありがたい。
そして週末。
「和の学校って……お坊ちゃま学校？」
「普通に進学校だわ。
お坊ちゃま学校なら、おまえも入れただろ」
「えっ？……俺、お坊ちゃま？」
「感覚は庶民だけど……おまえの父親、社長だろうが。
そこそこ大手の」
「和んとこだって大手じゃん。
で、和のお友達も家見る限りお坊ちゃまじゃないの？」
「まぁ……社長らしいよ」
お坊ちゃまか………俺、中身は庶民なんだけどな。
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蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ 出し所がわからず…そうこうしてるうちに１番美味しい所持って来た？ようです。そう持って来たんです。持って行ったのではなく。結果ラブラブさんたちの仲間入りしました。何だかかんだ言っても天然な２人は書いててほっこりします♪ (12月24日 20時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーありがとうございます♪ずっと一人出ない？と、思ったら最後に良い位置得ましたね♪子どもの時の夢をかなえて幸せなカップルプラスワン♪幸せな話にほっこり癒されています。また、素敵なお話を楽しみにしていますね♪ (12月24日 8時) (レス) id: 10ee7e934d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ お気に召して頂いてよかったです。でもね…イケメン好き君、もふもふ尻尾を愛してる可能性大なんです。そして濃いイケメン君は懐いてはいますが…愛…ちゅうもんを理解してるか不明なんです。何せワンコなんで。 (9月1日 17時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - なんといっても、イケメン好き君、なんかとーーーーーっても奥手っぽいし。モフモフイケメン君はまだ完全じゃないし。続きは来年なのかな。それまでいろいろ勝手に妄想して待っていますね (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーをありがとうございます♪モフモフワンコイケメン君とモフモフイケメン大好き君、そして、その他３名w良いですね♪その他３名君達、イケメン好き君を狙っているでしょw なのに濃いモフモフイケメン君にかっさわれてwこの続き、どうなるか！ (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2023年6月14日 1時
