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side 智
「翔く〜ん、やっぱ無〜理〜」
「智くんがにっこり微笑めば友達なんて山程できるよ」
「それが、そもそも無理なんだってばぁ〜」
「やるしかないでしょ。
智くんはやればできる子なんだよ」
小学校の６年間と中学校の３年間……奇跡的にずっと同じクラスだった翔くん。
だけど高校になって別のクラスどころか学校からして違ってしまった。
仕方ない。
翔くんは秀才天才……俺は平々凡々才以下。
同じ学校に行ける訳ないのは、わかってたよ。
学年トップの成績を誇る翔くん。
その翔くんに教えてもらって、何とか赤点を免れてた俺。
どう足掻いても同じ学校なんて行ける筈ない
友達は翔くんしかいなかったから翔くんのいない学校で新たに友達作るなんて無理。
ぼっちライフの始まりなんだ。
そんな事を嘆き愚痴ってた翌週。
通学も俺は自転車で30分、翔くんは電車乗り継ぎで40分だから会って話せるのは土日だけ。
中学校までは翔くんの通学路の途中に俺の家があったから毎朝拾ってもらって登校してた。
帰りは部活の都合でバラバラだったけど。
今は朝も夕方も合わない。
だって駅は翔くんの家から俺の家の真逆の方向にある。
俺は自転車で駅に向かう事なく走ってく。
だから会えるのは週末だけなんだ。
で、毎週末恒例？翔くんちに押し掛ける。
「それで友達できたの？」
「できない」
「はぁ〜」
溜息吐かれても……できないモノはできないんだ。
「じゃあさ………俺が高校で仲良くなった奴の幼馴染みが智くんと同じ高校にいるんだって。
会ってみる？」
翔くんの高校でできた友達の幼馴染みが俺と一緒の高校？……そんなん有り？
「お見合いみたいだけど………どうする？」
「お願いします」
背に腹はかえられない。
人見知りの俺が単独で友達なんて作れないんだもん。
お願いするしかないじゃん。
で………早速、翌日。
翔くん……相変わらず仕事早っ。
待ち合わせ場所は翔くんちにある応接室。
今日は俺以外にもお友達がいるからね。
その応接室の中に翔くんと俺と同じくらい小柄っぽい可愛い系の男の子と背の高そうな爽やか系の男の子がいた。
その爽やかくんは見た事あるような気がする。
彼が俺と同じ学校の子かな？
可愛いくんは見覚え全くないし
とは言え爽やかくんもうろ覚えだけど。
翔くんのお母さんが俺が作って渡したパウンドケーキとジュース持って来た後……自己紹介した。
正確には翔くんが俺を含めた全員を紹介してくれた。
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蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ 出し所がわからず…そうこうしてるうちに１番美味しい所持って来た？ようです。そう持って来たんです。持って行ったのではなく。結果ラブラブさんたちの仲間入りしました。何だかかんだ言っても天然な２人は書いててほっこりします♪ (12月24日 20時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーありがとうございます♪ずっと一人出ない？と、思ったら最後に良い位置得ましたね♪子どもの時の夢をかなえて幸せなカップルプラスワン♪幸せな話にほっこり癒されています。また、素敵なお話を楽しみにしていますね♪ (12月24日 8時) (レス) id: 10ee7e934d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ お気に召して頂いてよかったです。でもね…イケメン好き君、もふもふ尻尾を愛してる可能性大なんです。そして濃いイケメン君は懐いてはいますが…愛…ちゅうもんを理解してるか不明なんです。何せワンコなんで。 (9月1日 17時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - なんといっても、イケメン好き君、なんかとーーーーーっても奥手っぽいし。モフモフイケメン君はまだ完全じゃないし。続きは来年なのかな。それまでいろいろ勝手に妄想して待っていますね (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーをありがとうございます♪モフモフワンコイケメン君とモフモフイケメン大好き君、そして、その他３名w良いですね♪その他３名君達、イケメン好き君を狙っているでしょw なのに濃いモフモフイケメン君にかっさわれてwこの続き、どうなるか！ (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2023年6月14日 1時
