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「相変わらず智ちゃんってばイケメン好きだね」
「しかも、こいつ真っ裸だぞ。
智……無事か？」
「……！」
「あ……翔ちゃんが無事じゃなくなった」
「呑気な事言ってねぇで、どうにかしろよ……医者」
「俺……動物専門だって」
「人間も動物だろうが」
「仕方ないなぁ……ほい、翔ちゃん」
「ふがぁっ」
そんな事言いつつ……まぁくんはティッシュを翔くんの鼻に詰めた。
………それはどうでもいいけど。
「ああ〜、俺のもふもふの潤〜」
「でも……あの潤が見知らぬ誰かに智ちゃんの横を譲るとは思えないんだけどね」
「そうそう……絶対、威嚇するし何なら咬まれるじゃん」
「翔ちゃんなんて何回咬まれた事か」
「まぁ……俺は威嚇で済んでるけど」
それはそうだけど。
潤は特に翔くんには遠慮ないもんな。
「それって……これが潤だって言いたいの？」
「規格外の大きさの犬だったしね。
可能性なくはないかもよ。
山で拾ったでしょ？」
「山にいる犬は物の怪かよ」
「それなら納得できない？」
「できなくもないが……俺は会った事ないからな」
そんな会った事もないモノに例えられても。
それより………
「じゅーーーん、かむばーーーーっく」
「……うっせぇ」
ぐるると喉を鳴らしながら怒られた。
真っ裸で寝てる謎な男に。
「ほら、やっぱり喉鳴ってるよ。
頭……撫でてみたら？」
喉鳴ってるって言うか威嚇してるっぽいけど？
なら……やっぱりなのか？
恐る恐る頭の毛を撫でる。
「違う〜……俺のもふもふじゃない。
さらさら……だ」
俺のお気に入りのもふもふじゃなかった。
艶々さらさらな人間の髪の毛だ。
「でも……よく見てよ。
耳と尻尾付いてるし。
そっち触ってみれば？」
本体……人間ばかり気にしてて、そんな所見てなかった。
流石、まぁくん。
で……改めて見ると………確かに黒い三角の犬耳とふさふさな大きな尻尾が付いてた。
うん……頭の上から生えてる。
尻尾もお尻の上に付いてる。
恐る恐る……先ず耳から触ってみた。
あ……ピクピクしてる…この耳の柔らかさ……潤の耳だ。
大慌てで尻尾を触った。
ああーーっふっさふさ、もっふもふーーっ！
これっ！……これっ！………この感触は100%潤の尻尾〜
俺が間違える訳ない！
「潤の耳と尻尾〜！」
思わず尻尾を持って……すりすり。
もふもふふわふわの潤の尻尾だ。
「って事は……ワンコの潤が人間になったって事？」
「それ犬じゃなくて狼男じゃね？」
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蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ 出し所がわからず…そうこうしてるうちに１番美味しい所持って来た？ようです。そう持って来たんです。持って行ったのではなく。結果ラブラブさんたちの仲間入りしました。何だかかんだ言っても天然な２人は書いててほっこりします♪ (12月24日 20時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーありがとうございます♪ずっと一人出ない？と、思ったら最後に良い位置得ましたね♪子どもの時の夢をかなえて幸せなカップルプラスワン♪幸せな話にほっこり癒されています。また、素敵なお話を楽しみにしていますね♪ (12月24日 8時) (レス) id: 10ee7e934d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます♪ お気に召して頂いてよかったです。でもね…イケメン好き君、もふもふ尻尾を愛してる可能性大なんです。そして濃いイケメン君は懐いてはいますが…愛…ちゅうもんを理解してるか不明なんです。何せワンコなんで。 (9月1日 17時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - なんといっても、イケメン好き君、なんかとーーーーーっても奥手っぽいし。モフモフイケメン君はまだ完全じゃないし。続きは来年なのかな。それまでいろいろ勝手に妄想して待っていますね (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、ハピバストーリーをありがとうございます♪モフモフワンコイケメン君とモフモフイケメン大好き君、そして、その他３名w良いですね♪その他３名君達、イケメン好き君を狙っているでしょw なのに濃いモフモフイケメン君にかっさわれてwこの続き、どうなるか！ (8月31日 20時) (レス) id: 2808364349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2023年6月14日 1時
