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……俺の回りが忙しい。
翔さんと雅紀は櫻�爐砲舛腓�ちょく呼び出され、改革の手伝いをしている。
智と和も大宮に呼び出され、こちらも手伝を頼まれているそうだ。
無属性、鬼、姫ともになしの俺は家事全般をしている……
広い家に１人残って…
寂しくないっ。
『相変わらず独り言が大きいわね』
「雷姫…」
留守番な俺に智が姫を１人置いて行ってくれる。
今日は雷姫。
『寂しいのなら智に付いていけばよかったのに』
「寂しくないしっ」
掃除機をかけながら雷姫に答える。
雷姫は吹き出して大笑いし出す……
失礼なっ。
一頻り笑って涙を拭ってる。
『私が遊んであげましょうか？』
「どうやって？」
『あなたに雷を落としてあげる。
避けるか刀で吸収するか。
頑張ってみる？』
「…………」
俺の持つ剣は無属性のもので属性の力を吸収する。
本来、武師の武器は持ち主の属性を纏っている。
だが俺は属性を持たないからない。
その代わりに属性に左右される事もないんだ。
そんな俺の剣はどの属性も自由に纏わせる事が出来るようになっている。
武師の武器専門に鍛える鍛冶師に智がかなり無理を言って作って貰った物だ。
「道場焦げない？」
『……じゃあ避けなければいいのよ。
全て刀で吸収なさい』
フフンと鼻で笑い、やれるもんならやってみろな態度だ。
『無理ならいいけど…』
俺のお守りに残ってくれる姫は時々俺を鍛えてくれる。
雷姫は初めてだったな。
その雷姫はツンデレで少々口が悪い。
鍛えてくれるのは有難いんだけどね。
「やる」
『そうでなくちゃ』
嬉々としてふわふわ舞いながら道場へ向かう雷姫。
……………最初は俺目掛けてだった。
そのうち無差別になった……
床に焦げ後を付けたくなくて必死に剣で吸収してたら、態とあっちこっち落とし出した。
しかもケラケラ笑いながら……
そんなに広くはない道場だけど容赦なく走り回されて、最後に俺目掛けて雷を落として…漸く終了。
息が切れたなんてもんじゃなくて、出来ない。
「ただいまー」
あ、智と和の声がした。
帰って来たのか…
でも起き上がる所か声すら出なくて……
『お帰り。
こっちよ』
とっても楽しそうに雷姫が智を呼んだ。
「あ、死んでる？」
「雷ちゃん、やっちゃったの？」
『遊んでたの』
語尾にハートが付いてるぞ、雷姫…
「雷ちゃんの遊びハード過ぎるから…」
「雷姫の洗礼受けたんだ……」
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蒼羽(プロフ) - ともさん» ありがとうございます。処女作と言う事で文章回しが少々？固かったかな？ですかね、申し訳ないです。その後は慣れるに従って改善できてると思いますが……思うだけで自信はないですが。そんな拙い文章でも楽しんで頂けて幸いです。これからもよろしくお願いします。 (2021年2月7日 18時) (
レス) id: 878a08305b (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして。ちょっと難しい内容？でしたが思いっきりのめり込んで一気読みしちゃいました（笑）ゆっくり一語一句噛み締めるように読み頭で想像しながら。とっても面白かったです。めっちゃ素敵なお話で楽しかったです。 (2021年2月7日 17時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - だんごさん、応援ありがとうございます。とっても励みになります。拙い作品どすが、気に行って頂いて嬉しいです……これからも地味に頑張すので、よろしくお願いします。 (2020年1月26日 15時) (レス) id: 878a08305b (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - はじめまして、こんばんは。お疲れ様でした!このお話凄く好きだったので名残惜しいです( ；∀；)短編集、楽しみにしています!頑張ってくださいヽ(^o^)丿 (2020年1月26日 1時) (レス) id: 40480d6916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2019年12月24日 0時
