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「マーが途中で止めたから完全に疲れてないんだって。
だから糖分補給してから寝るんだと」
「なる程ね。
糖分は必須なんだ。
まぁ確かに疲れると甘いモノ食べたくなるか」
「常人のレベルを遥かに越えてるけどな」
「確かに……
マーくんの大きくない？
さっきご飯を山程食べたよね。
ケーキも半分だけど食べたし」
「一応あれがレギュラーサイズ。
サトシのはミニ」
「……………」
他人の腹だが心配になる。
そんなに食べて大丈夫か？
「他にもビッグサイズもあるけど色んな種類を食べたい人たちだから使わないな。
ビッグ１つよりレギュラー２つとかミニ３つとか食べたいからさ」
そうなるとビッグより多くないか？
そう思わなくもないがそういう人たちなのだと納得してしまう。
「あ、落ちた」
マサキの声に話し込んでた２人が慌てて見るとサトシはスプーンを口に咥えたまま夢の世界に旅立っていた。
「最後のごっくんした瞬間に寝落ちった」
「夢の世界でも食べる気だな」
「だろうね」
隣にいるマサキが起きる気配のないサトシの頬を突つきながらくすくす笑う。
「幸せそうな眠り姫をベッドに転がして来るよ」
食べ終わったマサキが立ち上がりサトシを抱き上げる。
「じゃ、お２人はごゆっくり〜」
と声を掛けマサキはサトシを抱えて部屋を出た。
「ねぇ、サトシ……なんであんな無茶すんの？」
「人見知りな癖に内に入れちゃうと無償で何かと色々したくなるんだよ。
マーもな。
究極のお人好し？
出来ちゃう力と器用さを持ってるしね」
「何処かに住むと犬猫とか拾って来るタイプか」
「そうそう。
星によってはまだまだ野良いるからね。
人のスペースよりそっちのスペースが多くなりそうで恐ろしい」
本気であり得そうだから笑ってしまうが現実となったら笑い事ではないだろう。
「だからカズみたいに現実を見て止める人間が必要なんだな」
「そういう事。
でなきゃ船の中も植物園が動物園になってるよ」
皮肉を言いながらカズナリの耳が赤いように見えるのはジュンの気のせいではないだろう。
そしてクルーのプライベートゾーンにある中庭がカズナリの言う通り動物園になる可能性は笑えない。
「ついでにイケメンも？
サトシって自分には頓着しないけどイケメンとか気になるんだね。
イケメン好きって」
「そ。
本人自覚ないけど、ホイホイ釣れるからね。
イケメンであろうとなかろうと。
でもあの人は綺麗なモノが好きなんだよ」
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蒼羽(プロフ) - ともさん» コメント毎度ありがとうございます。とっても嬉しいです。ハッピーエンドが基本なので安心？して読んでやって下さい。悲型は書けませんね。それに書くならやっぱりハッピーエンドがいいです。楽しく読んで欲しいので。それでは続きをお楽しみ下さい。 (2021年2月20日 22時) (
レス) id: 878a08305b (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 途中ですが…サトシくんに危険が及ばないか？ジュンくんは？とか1人で考えながらドキドキしています(笑)続きに行ってきます(☆~☆) (2021年2月20日 14時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2020年10月10日 1時
