事件ファイル33 ページ28
侑李said
当たり前でしょ?と言わんばかりの剣幕で僕に詰め寄っくる涼介。本当に、意味わかんない。
悔しいとか思ったことないのに。
涼介 「俺が悔しいんですよ!みなさんの能力は正しく評価されるべきです。そのためにもまずは全員で捜査会議に出席しましょう。」
どうやら、この変わり者に僕がなんと言ったところで僕を自由にしてはくれなさそうだから、
ほぼ初めて、僕はそのドアを開けるため、手をかけた。
侑李 「言っておくけど、僕達あの捜査会議、1度も最後まで出席したことはないよ。だいたい途中で暴れて追い出されるか、俺達が出ていくか。
今回はどっちだろうね?」
イタズラな笑みを添えて彼にそういえば、明らかに
えー聞いてませんでした、そんなこと。というような顔をして、こちらを見ているけどもう遅いよ、涼介。
僕は扉を思いっきり引っ張る。
さすが1分前とあって、時間に厳しい刑事さんたちは怖い顔を揃えて僕を睨みつけるように見てくる。僕が入ってきただけでザワザワ。暇なのかな?
タブレットを小脇に抱えて、手をポッケに入れながら歩く僕を追うたくさんの目。
だから嫌なんだよ。捜査会議って、物珍しそうに見られるし。
進んでいくと、左側の先頭列。こんなにも注目を浴びている僕が歩いているのに見向きもしない頭が7つ。
空いている席に腰かければ、
宏太 「おー、珍しいこともあるもんだな。笑」
ふにゃっと笑う宏太。
光 「マジかよ、本当に連れてきた。」
見ちゃいけないもの見た顔をしているひか。
裕翔 「珍しいね。」
圭人 「明日は雪だね。」
タブレット横目にそんなこと言っちゃう裕翔と圭人。
慧 「やっほー」
雄也 「よっ」
2人ともせめてこっちを見て言えばいいのに。
大貴 「間に合ってよかったね。」
こっちは来たくなかったけどね。という言葉を大貴に言うことが出来なかったのは、ザワザワの原因が僕から、今入ってきた人達に変わったから。
バタバタバタと後ろから僕の隣に座る涼介。
起立と言われれば、ビシッと音が鳴るくらい周りと一緒に、勢いよく立ち上がる彼。
それに比べて、のそのそのそと立ち上がる僕達は、さっそく目の前のお偉いさんの目に止まったようだ。
涼介 「皆さん!!!!」
声にならない声で涼介が言ってもみんな聞こえない。
これが通常運転だよって言うのもめんどくさい。
さーて、今回は何分持つかな〜。
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りんご(プロフ) - いえ、ありがとうございました。(*´∇`*) (2020年3月9日 1時) (レス) id: bdbbd5c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
あーにん(プロフ) - りんごさん» 私の説明が下手くそなので、もしよろしければSafariなどで、占いツクール URL 貼り方 とか検索していただけると出ると思います。質問にしっかり答えることが出来ず申し訳ありません (2020年3月9日 0時) (レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
あーにん(プロフ) - URLのことですかね?パソコンで開いた時に、上のところに出てくるのをコピーして貼り付けるんだと思います。ただ、今の占いツクールのシステムだと、上の方から、最初の巻に飛べたりするので、いらないのかなとも思います。 (2020年3月9日 0時) (レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 最初のページの一番したに、記載している文字ってどうやったら出来ますか?宜しければ教えてください。 (2020年3月8日 21時) (レス) id: bdbbd5c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
あーにん(プロフ) - あいなさん» 編集致しました。ご指摘ありがとうございました。 (2020年2月19日 22時) (レス) id: 2c4af11cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーにん | 作成日時:2016年12月8日 0時