RemembeR°Non.Ｋ -４- (ページ41)

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２週間後

ついに文化祭の日が来た。

この２週間、望と一言も話してない。

当たり前か

別れたんだもん。

学校ではもともと話すことは少なかったけど、こんなに何もないのは初めてだ。

完璧に終わったんだなぁ、私たち。

望と一緒に文化祭回りたかった

これ、結構私の夢だったりしたの。

彼氏と校内回るのって青春っぽくってさ、なんか素敵じゃない？

まあそんな夢も叶わなかったんだけどね…

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校内は凪ちゃんと回った。

美春ちゃんは陽太先輩とラブラブ青春中です。

凪「あんたたちってさ、ほんま勿体無いよね」

あ「なにが？」

凪「だってさ、お互い好き同士やろ？なんですぐ別れちゃうのか理解できひんわ。好きならなにがあっても離れんければええのに」

あ「多分望は私のこともうなんとも思ってないよ」

凪「なに言ってん！ほら、普通なんとも思ってない人のことチラチラ見んやろ。後ろ見てみ」

あ「うーん…」

凪ちゃんが言うから後ろを見てみると

あ「あ…凪ちゃん、やばい。望と目あった」

凪「なに顔赤くしてん(笑)喋ってき？」

あ「無理無理！！いいよ…

てか、ダメなの」

凪「なんで？」

あ「お互いのため。」

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そう、お互いのためなんだ。

一緒に居たら幸せなこともあるけど辛いことだってたくさんある。

辛くて苦しくて寂しくて

自分が自分でいられなくなる。

望も私に気をつかってしまってきっと疲れるだろう。

少しでも話しちゃうと気持ちが動きそうで怖いから

だから望のこと諦めるんだ。

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本当に申し訳ないです。
さぼりすぎました。

これから完結に向かいます。

最後まで見ていただけると嬉しいです！

そして久々の凪ちゃん(笑)

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