RemembeR°Non.Ｋ -４- (ページ30)

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望「で、朝陽に何された？」

あれから私の部屋に入ってお話中。

あ「なんもされてないって。でも…」

望「でも？」

あ「…告白はされた」

望「はぁ…やっぱり。アイツ最初っからAのこと狙っとったんか、許さん。」

あ「望…顔怖いよ」

眉間にしわ寄ってるし老け顔が余計老けてますよ

ってこんなこと言ったら怒られる(笑)

望「元からこんな顔や

チッ…ちょ、お前これから気をつけろよ。なんかあったらすぐ言えよ」

あ「はーい」

真剣に怒ってる望が可愛くてしかたない

南くんが私に何かしそうだからって怒って

付き合ってることバラしちゃったのはアレだけど…

でも嫉妬してるところオープンにしてるところとか望らしくて

今日はいつも以上にくっついてくるし

そんなことろが可愛い。

望のこと、ますます好きになる。

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_____翌日

今日は望、オフらしいから一緒に登校

って行きたいけどそれは無理…

だから10メートルくらい離れて歩いて

いつものように前には望がいる

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「佐々木さんっ、おはよ」

誰かに肩を叩かれ振り向くと

あ「南くん…おはよ」

南「昨日はいきなりごめんな」

あ「いや、私こそごめん。おどろかせちゃったよね」

南「うん、めっちゃ驚いた。まさかあいつと付き合ってるとはね」

南くんは前にいる望を顎でクイっと差しながら言った。

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あ「お願い！そのことは絶対他の誰にも言わないで…」

本当にお願い！

みんなにバラされたら望に迷惑かけちゃう…

私は南くんの目を見て真剣に言った。

南「…そんな可愛い目で言われたら言うこと聞くしかないやん」

あ「ごめん…、ありがとう」

南「ん、でも…佐々木さんが小瀧と付き合ってるからって俺は諦めへんよ。それだけ本気ってことわかっといてや」

あ「南くん…」

そう言い去って南くんは望の隣に並んだ

顔をしかめている望と、どこか余裕そうな表情の南くん

何話してるんだろって気になるけど、声は聞こえない

この男の子2人、怖いです

変なことになりませんように…

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