愛して、俺らは消え去ろう。3【川村壱馬】 (ページ13)

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LIVE ページ13

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『ねぇ、友達の話なんだけどさ、付き合ってない人と夜のお遊び？をするのってどう思う？』

な｢それ、アウトでしょ。｣

『じゃあ、もしその人が芸能人とかだったら？』

な｢もっとダメでしょ。あー、でもさその芸能人の人も1人の男だし、まぁそういう事もあるんじゃない？｣

『じゃあ、じゃあその人と一緒に住むってのは…』

な｢別に良いんじゃない？え、なにあかり、もしかして｣

『違う違う。友達の話！』

な｢へぇ、あかりって私以外に友達いたんだ。｣

『なっ、失礼な！』

ま、たしかに、ななり以外居ないかも。

さっき、壱馬さんをお見送りしたあと七里から話したいことがある。って誘いがきて、急遽いつものカフェに集まった。

ななりにアウトとか言われちゃったよ。常識的にはそうなんだよね…

『あ、で話したいことって何？』

な｢あっ、そうそう。今度の木曜日さランペのLIVEにあおいと行く予定だったんだけど、あおいインフルになっちゃってさ…｣

『え、そうなの？！』

な｢うんそう。あおいも相当悔しがってたんだけどさ、良かったらあかり行かない？｣

『え…』

な｢やっぱり、あかりは興味無いか～｣

いや、違うの。行きたい、行きたいけど…
なんだか恥ずかしいしあの人嫌がったりしないかな…

な｢んー他の人当たってみ…｣

『行く！行きたい！』

たまには、あの人がお仕事してるところ見てみたい！

な｢え！本当？良かった～｣

怒られた時は怒られたで、LIVE行くってことは黙っておけば良い。

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