どうしてこうなった�� ページ4
意味がわからない。
帰宅したら部屋がぐちゃぐちゃになっていた。
タンスの中身はぶちまけられ、食器は割れて散乱し、ベッドも真っ二つになってひっくり返っている。
まるで何かの力がはたらいたように。
とりあえず警察だ警察。
ケータイを取り出す、が。
ちょっと待てよ。
これってもしかして……悪霊の仕業？
そうだ、窓は割れていない。
誰かが侵入した痕跡もない。
だとしたら警察に通報するのはためらわれる。
……私にしては名推理だな？！
探偵の才能あるんじゃね？？
で、問題はどこに相談するか、だ。
そこでふと帰り道にいつも見る胡散臭い看板を思い出した。
一か八か、行ってみよう。
ぼったくりじゃなきゃいいけど。
そうして私は荒れたままの部屋を後にした。
――ポストに投函された手紙には気付かないまま。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「こんにちは〜……？」
やってきたのは『霊とか相談所』。
名前のアバウトさは無視しつつ、私は恐る恐る足を踏み入れた。
「こんにちは。さ、まずはお座りください」
ニコリ、と出迎えてくれたのは明るい髪のお兄さん。
営業スマイルとはわかっているが、思わずつられて笑顔になる。
促されるままソファに座り、アンケートに記入する。
「それで、本日はどういったご要件で？」
「実は自宅が……」
先ほどの様子を洗いざらい話す。
胡散臭さは拭いきれないが、一人でどうにかできる気もしない。
今は藁にもすがりたいのだ。
カムバック、私の平和！
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サーモニウム(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます！とても嬉しいです…！モブくんももうすぐ出てくる予定なので、楽しみに待っていていただけると幸いです！ (2019年6月25日 6時) (
レス) id: d876c6f450 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです！私はモブ君が大好きです！更新頑張って下さい！ (2019年6月25日 1時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サーモニウム | 作成日時：2019年6月23日 23時
