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「 あの ..... 私、それ受けてもいい、ですか。 」
瑠 「 Aちゃん 、」
「 私 、韓国にいた時はフリーだったけど、あの子達とずっと一緒だったんです。ご飯も食べられないくらい忙しくて、寝る暇もないくらい、毎日働いてたんです。辛くて、しんどくて、泣いちゃう時もありました。」
純 「 それなら今回のだって 、＿＿＿＿＿ 」
「 でも、それと同時に嬉しかったんです。専属でもないのにこんなに仕事に呼ばれて、自分を必要としてくれて。そしてあの子達が成長していく姿を近くで見れて。私にとってそんなこと初めての経験だったから ..... 」
「 私、あの子達と約束した事があるんです。
いつか、一緒に日本で仕事がしようねって。」
冗談で言ったつもりだった。
「 日本で一緒に仕事が出来たらいいね 」って 。
だけどあの子達は『 ヌナ！約束ですよ！』って目を輝かせてた。
もうずっと前のことだけど、
その約束を果たせるのは今しかないと思った。
「 向こうで仕事が上手くいかなかった時、辛い時、苦しい時、あの子達の存在が私の支えになってたんです .... 慣れない土地にひとりで居る私を、僕たちが居るから大丈夫だよって。何気ないその一言に私は凄く助けられたんです。だから恩返しがしたい。自分勝手で、わがままで、本当にごめんなさい ... 」
ゆっくりと、少しずつ自分の気持ちを伝える。
そして立ち上がり、みんなに向かって頭を下げた。
ズズズ、と鼻をすする音が聞こえる。
奨 「 Aちゃん、顔上げて？ 」
奨くんに言われて顔を上げ、皆を見ると
何故かほぼ全員涙目。
翔也くんなんて泣いちゃってるし。
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◎ 〆 さ さ(プロフ) - topaさん» ありがとうございます！うれしいです(TT) (2021年5月20日 21時) (
レス) id: 37ad3974d9 (このIDを非表示/違反報告)
topa(プロフ) - このお話大好きで毎回更新楽しみにしてます。Twitterフォローさせてください！！！ (2021年5月20日 21時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎ 〆 さ さ | 作成日時：2021年5月8日 14時
