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『 おーい、遅くなったけど今からミーティング始めるぞー 』
そう言いながらマネージャーさんが会議室へと入ってきた
『 よし、みんな揃ってるなー。いつもだったらこの場にAさんはいないんだけど。今日は大事な話があるから来てもらったんだ。』
" 大事な話 " と、聞いてゴクリと唾を飲み、唇を強く結ぶ。
『 実は、再来週にTXTさんのライブが日本であるらしくて、そこでAさんの手を借りたいって頼まれたんだ』
「 え ..... 」
瑠 「 急だな .... 」
『 俺も社長も最初は断ったんだ。こっちの専属スタッフだからって。だけどスタッフの1人が体調不良で倒れたらしくて。人手が足りないらしい。向こうの社長に、どうしてもお願いしたいって頭下げられたんだ。TXTの皆はAさんのこと信頼しきってるからって。』
「 そう、なんですか ..... 」
奨 「 じゃあ仮にそっちにつくとして、その間僕達のメイクはどうするんですか？ 」
奨くんが、真剣な面持ちでマネージャーさんに言う。
『 臨時を雇うことになってる。大体、1ヶ月くらいかな ... 』
木 「 1ヶ月？！！？ 」
碧 「 長すぎやろ 」
『 ツアーだから、仕方ない。』
汐 「 それってもう、決定なんすか？ 」
『 いや ... まだ決定はしてないよ。ただ、明日までに返事が欲しいとは言われてる 』
「 明日 ..... 」
蓮 「 .... 俺は、Aちゃんがやりたいようにすればいいと思う。
だってこれは俺らの仕事じゃなくてAちゃんの仕事でしょ？ 」
今までのやりとりをジッと聞いていた蓮くんが口を開く。
蓮 「 Aちゃんを欲しがるってことはさ、
それくらい凄い実力があるってことだよ 」
「 蓮くん ..... 」
蓮 「 もちろん、俺は嫌だよ？ずっとAちゃんと一緒に仕事してきた訳だし。だけど、これは俺が決めることじゃない。Aちゃんが決める事だよ。」
そうだよね、これは私に入ってきた仕事だ。
彼等ではなく、私が決める事。
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◎ 〆 さ さ(プロフ) - topaさん» ありがとうございます！うれしいです(TT) (2021年5月20日 21時) (
レス) id: 37ad3974d9 (このIDを非表示/違反報告)
topa(プロフ) - このお話大好きで毎回更新楽しみにしてます。Twitterフォローさせてください！！！ (2021年5月20日 21時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎ 〆 さ さ | 作成日時：2021年5月8日 14時
