17 ___ 君はスーパーヒーロー ページ17
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目を覚ますと真っ白い天井が見えた 。
一瞬 、自分がどこにいるのか分からなかったけど
独特の匂いで保健室にいるのだと分かった 。
朝から怠かった身体も今はすっかり良くなって
右側に重みを感じて見てみると 、
景瑚がベットに突っ伏していた 。
「 景瑚 、」
景 「 A… ？ 体調は ？」
「 もう大丈夫だよ 。
ここまで運んでくれたの ？ ありがとう 、」
景 「 A 、ちょっと太ったでしょ
前より重くなってる気がする 」
「 なっ … ！ 」
景 「 うそうそ 、冗談だってば 」
ニヤリと悪い顔をする景瑚 。
その顔 、結構好きなんだよなあ 、、、
景 「 Aさ 、なんで体調悪いこと言ってくれなかったん ？ 」
「 ごめん … 」
先程の悪い顔とは打って変わって真剣な目つきになり
私の手をぎゅっと握ってくる 。
景 「 俺の事 、そんなに信用ならない？頼れない？ 」
違う 、そういうんじゃないんだよ 。
「 それは … 私の事で迷惑かけたくなかったの … 」
景 「 迷惑？俺がいつどこで迷惑なんて言った？ 」
「 言ってない …… けど 、
景瑚の重荷になりたくなくて … 良い彼女でいなきゃって 」
景 「 あのさぁ … Aに頼られない方が俺は辛いよ 。
俺の知らない所でAが悩んでたり苦しんでたらさ …
ほんとに 、、、、 嫌だから 、、、辛いから 」
景瑚が少し涙目になりながら話しているのを見て
あー愛されてるな って私も泣きそうになったんだっけ 。
景 「 これからは何でも言うこと 。
辛い時 、苦しい時は俺と半分こしようよ 、ね？ 」
「 うん … ありがとう景瑚 … だいすき 」
景 「 俺もだいすきだよ 」
それから私は景瑚に何でも言った 。
辛い時も苦しい時も 、楽しい時も
ずっとずっと私の傍に居てくれた 。
傍に居ない時でも呼べばすぐ来てくれて 。
景瑚は私の彼氏でもあり
スーパーヒーローだった _____
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◎ 〆 さ さ(プロフ) - topaさん» ありがとうございます！うれしいです(TT) (2021年5月20日 21時) (
レス) id: 37ad3974d9 (このIDを非表示/違反報告)
topa(プロフ) - このお話大好きで毎回更新楽しみにしてます。Twitterフォローさせてください！！！ (2021年5月20日 21時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎ 〆 さ さ | 作成日時：2021年5月8日 14時
